昨秋九州歴史資料館で開催された企画展「福岡県の城」で、福岡県の城郭研究第一人者の方の講演会を聴講してきました。


西鉄天神大牟田線「三国ヶ丘駅」から徒歩10分、初めて訪れました。
イメージ 1

企画展の図録です。戦国乱世の城から幕藩体制の城へ、豊富な資料集です。
イメージ 4

企画展会場の全景です。
イメージ 11

展示構成のパンフレットから。
福岡県には、約1000か所のお城があったというから驚きです。
イメージ 12

そしてこの日は、企画展開催記念講演会。
記念講演は廣﨑篤夫(ひろさき・あつお)氏。福岡県内の1000ヵ所超のうち、教師のかたわら50年間で800城を踏査されたそうです。
イメージ 8

会場を埋め尽くした講演会の様子です。
イメージ 5

昭和27年頃から取組みはじめ、踏査されてきた廓(くるわ)と空堀と土塁の山城の3点セットについて、熱い思いをお話されました。
イメージ 6

そして出版されたこの本には北九州から大牟田・三池まで約310ヵ所について解説されています。講演会の後、まだネットで購入できました。
イメージ 7

その一端は、全国城郭研究者セミナ-でも研究発表されたそうです。
イメージ 9

たくさんの写真を使って、発掘調査の模様を解説されました。
イメージ 10

企画展の外では、作者の小幡政義さんという中近世城館の鳥瞰画が展示されていました。画集も発刊されているそうです。
イメージ 2

講演の中でも、長野城の竪堀群が描かれた鳥瞰画が紹介されていました。
イメージ 3

お城ブ-ムとあって、会場には多くの方が押し寄せていました。
この時大野城ハイキングの情報を知り、申し込むことが出来て幸いでした。