昨秋、古都大宰府保存協会が主催した日本百名城「大野城」を歩くツア-に参加しました。大宰府史跡解説員と森林インストラクタ-の案内で、大野城ハイキングです。なかなか個人では、行きにくい工程でラッキ-でした。
大野城は大宰府の喜多の守りとして、665年に造られた朝鮮式山城です。約8kmに渡る、土塁と石垣で山頂を囲んでいます。

史跡解説員が、大野城の中腹に案内してくれました。

ここには、焼米ケ原展望所に建つ立花宗茂の父・高橋紹運の辞世の歌碑がありました。
「ながれての末の世遠く埋もれぬ 名をや岩屋のこけの下水」

少し歩いて、岩屋城本丸跡に建つ「嗚呼壮烈岩屋城」の石碑です。
北上してきた島津軍の猛攻撃にあって七百数十人の城兵全員が、ここで壮烈な最後を遂げました。ここから大宰府の眺望が広がっていました。

中央左に、青く九州国立博物館の屋根が輝いていました。

西には中央に大宰府政庁跡が見え、あそこまで歩いて下りました。
九州全体を治めた役所、大宰府があった跡です。

展望のパノラマ案内があったので撮ってきました。3枚組です。



岩屋城二の丸跡に建つ、高橋紹運のお墓です。

さきほど岩屋城から眺めた、大宰府政庁跡は整備されて公園になっていました。

大宰府政庁跡の公園には礎石が残り、役所跡が少し復原されていました。

今回の大野城ハイキングは水城跡(みずきあと)に集合、なだらかに広がる大野城跡を歩き、岩屋城祉を経て大宰府館で解散しました。
少しずつ紹介していきます。