昨日、梨の花が満開になったと聞いて梨畑へ。
そして梨農家で、荒尾梨の人口授粉作業を見せてもらってきました。
今年も畑一面に、白い可憐な花が咲き誇っていました。

良く見ると、授粉作業のまっただ中でした。

また別の梨農家では、許可を得て梨園に入れてもらいました。

調べたら、梨はハチミツが余り好まない花だそうです。

こちらでも授粉作業中でした。

人口授粉は開花時期の前後約1週間程度で、花粉づけをする必要があり人手の確保が大変なようです。

梨の花が咲く頃に蕾を摘み花粉を採取して、花の一つずつに綿棒を使って受粉させていました。雄しべの内側に雌しべが5本あり、その雌しべの先端をめがけて花粉をつけてやります。

赤松子と呼ばれる着色した花粉を混ぜて、雌しべに赤い色が付くために授粉済みかどうか確認ができるそうです。

調べたら「新高」の花は枚数が5枚、「幸水」の花は花びらが10枚とか。
これは新高です。

幸いに昨今はお天気続きで、受粉作業も順調に進んでいるようでした。
調べたら「新高」は、満開から収穫まで166日とか(幸水は117日)。
これから摘果、袋掛けなど10月の収穫まで、梨農家の方たちは大変です。
一昨年の真夏の日照りによるヤケ、又台風が上陸しないことを祈るばかりです。