昨日の「世界遺産まちづくりシンポジウム イン荒尾」の第二部です。
地域資源を活かした街づくりに向けて、パネリストが多くの示唆を与えてくれました。
荒尾総合文化センタ-小ホ-ルの様子です。

パネリストは荒尾市と大牟田市の両教育長、万田坑ファンクラブ会長など。

パネリストのプレゼンの様子です。
荒尾市は第一小の郷土教育の映像、大牟田市は全市をあげたユネスコスク-ルの取り組みを発表されました。

平成24年から全小中学校で、ユネスコスク-ルの取り組み開始。

学習テ-マとして、世界遺産学習を取り込んだそうです。

大牟田市の活動の様子が紹介されました。

これは学習教材として、大牟田市にある世界文化遺産です。

指導する先生方も、いろいろと勉強されているようです。

子供たちの学習内容が紹介されました。

理解を深めるために「子ども大牟田検定」というカリキュラムも始まりまったそうです。

「子ども大牟田検定」の副読本や試験問題も作られました。

宮原坑を案内する、子どもボランティアガイドの活動風景です。

世界遺産学習の教育方針も、熱っぽく語られました。

「明治日本の産業革命遺産」23件の構成資産のパネル展示がありました。

炭鉱も干潟も外から評価されて、その宝物が認識された感じです。
以下、パネリストの発言から印象に残った言葉です。
・世界の宝物が我が郷土にあるというその誇りを、視点を変えれば観光資源
になる。海とヤマという地域資源を活かした教育観光プログラムづくり。
修学旅行の誘致、教育旅行のプログラムづくりに取り組んでいる。
・グリ-ンランドが動なら、炭鉱と干潟は静。ハコモノのハ-ド観光は飽き
られている。その地域の人や体験から教わるソフト観光へと焦点が向けら
れている。
・集客のキ-として食(地域のグルメ)、特徴あるお土産も大事。
・子供たちが地域の人達と組んで活動。子供たち自身に考え、行動させる。
それが地域の活性化にもつながる。
・西郷どんのように、TVでも三池炭鉱の「團琢磨」をもっとメジャ-に。
明治維新は政治は薩長だったかもしれないが、日本の産業革命は石炭だっ
たのだから。