池井戸潤さんの「陸王」の展開が気になり、原作を図書館から借りてきて一気に読みました。ドラマは今夜、いよいよ最終回です。

TBSホ-ムペ-ジには予告動画もあるようです。
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今朝の朝刊にも原作の広告が出ていました。
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ドラマの途中からストリ-の顛末が気になって、借りてきて読みました。
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この「陸王」のアンソロジ-です。
・本当のプライドは看板でも肩書きでもない。自分の仕事に対して抱くも 
 んだ。どれだけ自分と、自分の仕事に責任と価値を見いだせるか。
・全力で頑張っている奴が、すべての賭けに負けることはない。いつかは必
 ず勝つ。お前も今は苦しいかもしれないが、諦めないことだな。
・気づかないほど当たり前のものの中に、本当の大切なものがあるかもしれ
 ません。人の絆もそうなんじゃないんでしょうか。
・新しい自分を見てもらいたい。リベンジというよりもリセット、原点に戻
 りたい。
・果たして自分になく、この御園にあるものがあるとすれば一体何か。知識
 か、才能か、志か、根性か。それともある種の覚悟か。
・フェリックスというネ-ミングは常に、この運命に挑戦し打ち負かしてや
 ろうという、怒りのようなものをかきたててくれる。それが原動力です。
 打ち負かされそうになる壁に、幾度となくぶつかります。だけど私は負け
 ない。
・レ-スの展開を読み解く力
・一人の人生を賭けた挑戦だ。その試練に彼は一人で、立ち向かっているん
 だよ。
・陸王のシュ-ズが地面を蹴る音が、その乾いた音ひとつひとつが、自分を
 支えてくれる人たちの声援だ。
本当にこの秋、充分に楽しめました。頑張る勇気をもらいました。

ところで昨日の朝、直木賞作家で久留米在住の葉室麟(はむろ・りん)さんが、亡くなられたそうです。ちょうど「決戦!関ヶ原2」を読んでいたところでした。ご冥福をお祈りいたします。