バルト3国の旅4日目午前中は、リトアニアの首都ヴィリニュス旧市街の散策です。
14世紀の後半、リトアニア大公国の首都として築かれたヴィリニュスは、静かな街並みでした。赤く囲った所を観光しました。

スタ-トはネリス川の畔に立つ、杉原千畝(ちうね)記念碑です。母校の早稲田大学が建てました。杉原さんのレリ-フや命のビザが掲示されています。
昨日の朝日新聞によれば、昨日から「ユネスコの世界の記憶遺産」の審査が始まっており、日本の申請案件の杉原リスト(岐阜県)も審査されるとか。

リトアニアの空中散歩ができるバル-ンも、飛び立とうとしていました。

次に訪れたのは「夜明けの門」、中世のヴィリニュスの街を取り囲んだ城壁のなごりが残っていました。

夜明けの門をくぐって、胸に十字を切る男女の姿を多く見かけました。
左の聖母マリア教会に入りました。日曜日とあってミサが行われていました。
リトアニアは信仰心がとても篤い人々の国、というのが私の印象です。

夜明けの門から続く通りは、静かなたたずまいが。

リトアニアの信仰の中心的な「大聖堂」です。
13世紀、十字軍の侵略を防ぐために建てられたそうです。

大聖堂の正面屋上には守護神でしょうか、3体の彫像がありました。

大聖堂広場です。鐘塔の高さは53mとか。あいにく曇り空でした。

大聖堂広場の横には、街の建設者「ゲディミナスの像」がありました。

振り返ると「ゲディミナス城」が。塔の屋上からは旧市街を一望できる展望台だそうですが、登れなくて残念でした。

このあと大聖堂広場から旧市街の目抜き通り、ビリエス通りでフリ-タイムでした。通り沿いにあるス-パ-や書店、お土産屋さんに入りました。
旧市街観光の後半は、聖アンナ教会や聖ペテロ・パウロ教会です。