昨日のブログ、古城講演会の三池山城の続きです。
小郡市にある、九州歴史資料館学芸員による講演会の様子です。

大牟田市内にある平城、「内山城」と「大間城」のグ-グルマップです。

まず「内山城」です。天正年間(1573年~1592年)に豊持和泉守が城主で、三池上総守に属していたそうです。

昨日ご紹介した「城郭放浪記」の引用です。
「内山城は字「城畑」の辺りにあったと云われる。この辺りは一部発掘調査が行われ礎石建物が二棟、柵二列が検出されている。この城畑を始め周囲には字「北屋敷」「南屋敷」などの地名が残っているが、明瞭な遺構がなく城域については不明である」。
内山城についての配布資料です。

次は大間城です。


先の解説によると「大間神社周辺が城址で周辺には空堀・土塁・水濠などの遺構が残されていると案内板には記述されているが、周辺は住宅地となっており遺構を探すのは難しい」とか。
最後に総括です。
福岡県内には古城跡が1114ヵ所もあり、筑後地方にも290ヵ所もあるとは驚きでした。

福岡県にある中近世古城調査が終了した記念として、「福岡県の城」~戦国乱世の城から幕藩体制の城へ~企画展が開催されるそうで、楽しみです。
・10月7日(土)~12月3日(日)
・九州歴史資料館