暑い夏は出かける気にならず、本を読んで過ごしました。
まず今年、直木賞を受賞した作品です。佐世保市在住の作家です。
本の紹介には「3人の男と一人の少女の、30余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。この数奇なる愛の軌跡よ!」
一度欠けた月がもう一度満ちるように、生と死を繰り返すという少し怖いようなストリ-ですが、一気に読みました。お話が、とても練られています。
巻末には、参考文献が掲載されていました。ご参考までに。


著者は上場企業の役員で、古書にとても造詣の深い方です。

長年にわたって渉猟した、想いれのある古書が巻頭に掲載されています。

この方が渉猟した古書は、国内外やジャンルを問わず。


「オ-ル讀物」9月号に、直木賞の選評、自伝エッセイ、故郷・佐世保のグラビアなど、著者の佐藤正午さんの特集が組まれているので、読んできます。