昨日の金沢城のパノラマ写真に続いて、金沢公園に残る石垣めぐりです。

金沢市のボランティアガイドの解説を聞きながら、金沢城を歩きます。
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石川門の入り口に、石垣巡りの掲示板がありました。
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配布された石垣めぐりのパンフレットには、金沢城は「石垣の博物館」と。
私達は城内ル-トで、赤い点線に沿って歩きました。
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石川門からスタ-ト
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石川門をくぐると「切石積み」の石垣が。
出入り口は割石を加工した切石を使って、隙間なく積まれています。
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同じ石川門でも、外周は「粗加工石積み」です。
形の整った、粗加工石で積まれています。
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三の丸広場です。右から復元された菱櫓(ひしやぐら)、五十間長屋、橋詰門続櫓です。ここから見える石垣は、粗加工石積みです。
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平成12年に復元された、内堀の石垣です。
奥には橋爪橋、橋爪門続櫓が見えます。
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オ-プンしたばかりの「鶴の丸休憩館」から鶴の丸広場、橋爪門続櫓を眺めました。
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こちらは「東の丸北面石垣」。金沢城の初期の石垣で「自然石積み」です。
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鶴の丸土塀のいろいろな技法を紹介した、実物展示もありました。
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鶴丸倉庫へ向かう緩やかな坂に沿って、積み上げられた自然石積みの石垣が当時のままに残っています。
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武具などが保管された「鶴丸倉庫」、重要文化財です。
お城の中に残っているものとしては、国内最大級の土蔵だそうです。
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この坂を上ると本丸園地へ向かいますが、私達はここまでです。
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これも重要文化財「三十間長屋」という、倉庫です。土台は「切石積み」。
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玉泉院丸庭園に面した、色とか形、高さなどオシャレな石垣です。
庭園の景観に配慮した切石積みで、「色紙短冊積み」と解説にありました。
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最後に金沢城公園で最も印象に残った、私が好きな景観です。
五十間長屋から眺めた石川門、内堀、右上は鶴の丸休憩館です。
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石垣めぐりの城内コ-スを歩いて、自然石積み、粗加工石積み、切石積みという主な石積みの技法を見学しました。
次に北陸自動車道で富山県にある高岡城へ向かいました。宿泊は氷見市です。