今回の南米の旅の総括です。文章が多くて恐縮です。
①良かったこと
・現地で申し込んだイグアスの滝の、ヘリコブタ-遊覧は絶景でした。

・晴天下のブラジル、アルゼンチン側イグアスの滝ハイキング(ビュマが発
見され前日まで二日間、遊歩道が閉鎖されていたそうで幸運でした)
・マチユピチュ遺跡観光、前夜まで大雨。奇跡的に雨が上がりました。
現地ガイドが、見張り小屋以外の絶景ポイントに案内してくれました。
・マチュピチュ遺跡観光が終わって、クスコの街のフォルクロ-レ音楽の
ディナショ-で私の誕生日を演奏でお祝いしてもらいました。
・ナスカの地上絵観光、12人乗りの小型セスナ機遊覧、帰りのパラタスの
リゾ-トレストランで昼食。
・世界遺産・リマ旧市街観光
・ウルバンバ(聖なる谷)からオリャンタイタンボ駅へ向かう高原地帯
・マチュピチュへ向かう展望列車の乗車体験
・世界遺産・クスコ旧市街観光
・時間調整のため、サンパウロ市内観光のおまけ
・高山病対策がうまくいったこと
・南米の花、鳥、動物との出逢い(ブラジルの国鳥など)
②行ってみてわかったこと
・イグアスの滝観光は、先にヘリコブタ-遊覧で空から全体を俯瞰してから
ブラジルとアルゼンチン側を歩いた。歩く所が先にわかっていて良かった。
遊覧は10分、22000円です。飛び立って滝の上空まで片道3分、滝
の上空の旋回は4分ですが、充分に価値があるのでお勧めです。
・ナスカの地上絵の観光は写真とビデオ撮りに夢中になって、セスナ機の急
旋回で吐き気がするくらいに酔ってしまった。地上絵は小さすぎて確認す
のは極めて困難。まして撮影は難しい。自分の眼で見るだけに専念するの
が賢いと思います。

・ペル-は宿泊したホテルの近くにコンビニがなく、治安上も夜の散策は危
険。アルコ-ルなど現地調達は難しいと思ってください。
・高山病対策として有効だったこと
①ポケットにチョコ、アメを入れておいて常時なめる②リマの空港で買っ
たサプリメントを定期的に飲む③シャワ-は熱くしない④腹8分目の食事
⑤アルコ-ルを控えること⑥コカ茶を飲む⑦水分補給と深呼吸が大事⑧激
しく動かないなど。
・マチュピチュ遺跡巡りは迷路のようで、現地ガイドの案内なしでは困難。
・マチュピチュの絶景は定番の見張り小屋以外に、インカ道を少し歩いた高
台から、遺跡を右方向に見渡すポジションも観光客が少なくお勧めです。

③逆に、ワイナピチュ山から見張り小屋を見上げる角度もお勧めです。

③残念だったこと
・サンパウロの市内観光の中で、渋滞で展望タワ-へ行けなかったこと。
・イグアスの滝のオプションツア-でボ-トには乗らなかったが、空き時間
にオプション不参加者はイグアス国立公園の野鳥園に案内して欲しい。
・クスコからオリエンタイタンボ駅まで移動のバス、往きはワゴン車で、と
ても窮屈でした。帰りは通常の大型バスで楽でした。
④きつかったこと
・何と言っても長距離15000kmの移動、片道約40時間の長旅です。
福岡空港からブラジル・イグアス経由で延べ12回のフライト(ナスカの
小型セスナ機を含めて)
・3500mの高地にある、インカ帝国の古都・クスコの高山病対策。
・イグアスの滝観光を終えてリマに深夜到着、翌日早朝にナスカ地上絵観光
のため睡眠時間も短く早朝、リマのホテルを出発。その翌日も、リマから
クスコへの移動も、朝8時のフライトに合わせて朝早い出発。
明日は最後に、南米の旅で撮ったパノラマ写真を集めたいと思っています。