先週土曜日、大牟田文化会館で開催された「日本史の中の三池炭鉱」シンポジウム会場に、大きなパネル写真の展示がありました。
「写真で見る三池炭鉱の移り変わり」です。
大牟田市市史編さん室が、選りすぐった写真だと思いますのでご覧下さい。

(1)江戸時代~明治時代初期
①石炭発見伝説図 ②平野山大谷坑山役所(江戸時代の炭鉱管理事務所)
③官営期石炭運搬風景 ④生山坑登治(コ-クス)場跡
⑤馬匹運炭 ⑥大浦坑

(2)明治時代中期~後期
①七浦坑 ②勝立坑 ③宮原坑巻揚機 ④宮原坑 ⑤勝立坑デウィ-ポンプ
⑥宮原坑

(3)明治時代末~大正時代
①万田坑 ②宮浦坑第二立坑 ③宮浦大斜坑 ④四山坑 ⑤四山坑電気巻揚機 ⑥四山第一立坑坑口

(4)昭和20年代
①坑口へと向かわれる昭和天皇(昭和24年三川坑)②構内へと下がっていく人車 ③坑底に到着された昭和天皇 ④人口島初島の築造 ⑤第二人口島 ⑥三池争議時のホッパ-前集会

(5)昭和30年代~平成
①日鉄鉱業人口島と三池干拓 ②三川坑炭塵爆発事故 ③宮原坑内切羽炭積み込み状況 ④四山坑港沖立坑 ⑤有明坑 ⑥三池炭鉱閉山時の最後の昇坑

細かい写真で見づらくて恐縮でしたが、ご覧いただきありがとうございました。6月20日(火)午後6時から、荒尾市中央公民館で「荒尾における世界遺産・万田坑」のテ-マで講演会が開催されます。講師は万田坑ファンクラブ会長の瀬戸洋さん、かってのドイツ語の先生なので楽しみにしています。