昨日午前中、久しぶりにラムサ-ル条約湿地に登録された荒尾干潟で、春の渡り鳥を観察してきました。
ダイゼン、オオソリハシシギ、キョウジョシギ、メダイチドリ、ミユビシギ、キアシシギなどが観察できました。満潮前の時間帯です。

「わたしの名前を覚えてください」と、堤防に飾られた荒尾干潟で観察される代表的なシギ・チドリ類の写真です。拡大してご覧ください。
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蔵満海岸から潮湯のある方角に北上すると、数百羽の渡り鳥の群れを発見!
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海岸を散歩する人や犬が近づくと飛び立ちますが、日向ぼっこをしながら、ずっと潮が退けるのを待ち続けています。
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黒白は「ダイゼン」、赤褐色の鳥は「オオソリハシシギ」、背中が茶色と黒と白のまだら模様で足が赤いのは「キョウジョシギ」、お腹は白く背中が薄茶色は「ミユビシギ」だと思います。その他の多くの鳥は「ハマシギ」でしょうか。
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波に近い左の大きな鳥は、オス夏羽の「オオソリハシシギ」。右はそのオスの冬羽でしょう。中段の鳥は「ハマシギ」、右下は「メダイチドリ」です。イメージ 4

足が赤い「キョウジョシギ」のグル-プです。
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左端と右から2番目の足が黄色い鳥は「キアシシギ」だと思います。黒白の「ダイゼン」、足が赤い「キョウジョシギ」です。
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もうすぐ満潮を迎えるので、あと2時間くらいすると潮が退いて活発に採餌活動に入ることでしょう。
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今年はまだ春の渡り鳥の数は少ないようです。昨年見た鳥で、まだ「チュシャクシギ」は見当たりませんでした。平成30年度に完成を目指したビジタ-センタ-も蔵満海岸の近くに、事前工事が始まったようです。