南米の旅5日目です。

アルゼンチン側からのイグアスの滝の観光が終わって、夜19:45発のブラジル航空でイグアスから、ぺル-のリマまで約4時間のフライトでした。

時差が2時間あり、リマのホテルに着いたのは真夜中でした。
0:50頃就寝、モ-ニングコ-ルが3:50、ナスカの地上絵を見るためにクスコ空港に向けて、朝食もそこそこに早朝5時出発の強行軍でした。

バスで約4時間、途中で日の出を見ながら太平洋沿いに南下、クスコ空港に到着しました。ここで小型のセスナ機に搭乗します。空港の風景です。
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12人乗りの小型セスナ機です。2列で地上絵が左右の窓側から見えます。
バランスを取るために全員、体重測定して席が指定されます。
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クスコ空港でもらったパンフレットです。ナスカまで片道30分、地上絵が見えるポイントで約30分旋回、往復で約1時間半のフライトです。
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パイロットは二人、急旋回するので写真を撮っていると気分が悪くなります。地上絵は小さいので、自分の眼だけで確認するだけでも大変でした。
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飛び立ってペル-の首都、リマの上空です。上に見えるのは太平洋です。
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同上
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海岸線に沿って飛んだあと、次第に砂漠地帯に入っていきます。
砂漠地帯は、ほとんど雨が降らないそうです。
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リマから走ってきた、バンアメリカンハイウェイが見えてきました。
ナスカ平原までもうすぐです。



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ピスコ空港でもらった「ナスカの地上絵」の13個のイラストです。
番号が振ってありますが、この通りに飛ぶわけではありません。
操縦席からへたな日本語のアナウンス、見えるのは一瞬です。操縦席で見えても、アナウンスが聞こえて探していると、数秒でもう見えません。
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それでも幾つかチャレンジ。最初は有名な「宇宙人」。
全長32mでも上空からは意外と小さく、山肌を良く見ないと気が付きません。拡大してご覧下さい。
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次は「オウム」です。これはすぐにわかりました。
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次は赤く囲ったところが「クモ」、拡大してご覧ください。
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この地上絵は大きいのですが、名称は不明です。
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パンアメリカンハイウェ-に設けられた展望台のすぐ近くに「手」と「木」が見えました。
左下に見える絵は、位置的には「アルカトラス」ですが少し違うようです。
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正直言って、なかなか現物を確認できるものではありませんでした。
パンフレットなどで見かけるナスカの地上絵の写真は、プロの写真機材を窓から出して、何回も旋回してやっと撮れた写真だそうです。
見落とすことが多かったのですが、貴重な体験ができて大満足でした。