日曜日に大牟田市の三池カルタ・歴史資料館で筑後15城主の一人、「三池一族の興亡」と題した講演会が開催され聴講してきました。
最近は中世史ブ-ム、戦国時代の郷土の様子を知りたくて聴講しました。

講師は大城美知信さん、三池市談会の会長です。福岡県内の自治体史の編集にも永く関わっている方だそうです。

講演集のテキストの一部です。蒙古襲来に備えて鎌倉から九州外護のため下ってきて土着したとか。
講師が熊本の古本屋で、肥後三池氏系図を発見して筑後三池氏系図の比較研究から始まったそうです。三池氏の歴史の全貌は、大牟田市の市制100周年記念事業で現在編集中の「新大牟田市史」の中で明らかにしたいそうで、楽しみです。

資料の続きです。

熱心に聴講されている会場の様子です。
考古学は確かな根拠を持って史料をどう解釈するかが大事、仮説に対してオリジナリティが必要。それが研究者の醍醐味だそうです。

最近NHKのファミリ-ヒストリ-の番組も、興味深く拝見しています。
今年3月1日に「新大牟田市史」の一冊目になる「年表と写真で見る大牟田市の100年」(税込1500円)が発刊されるそうでこれも楽しみです。