鍋冠山展望台から、長崎の明治日本の産業革命遺産に登録された資産を5件見ることができました。
最初は長崎港の沖合に浮かぶ、端島炭鉱(軍艦島)です。肉眼でも確認できる距離でした。

ズ-ムアップすると、ややはっきりと軍艦島の姿が確認できました。

展望台には世界遺産が見える方向に、三菱長崎造船所の「第三船渠」と「占勝閣」の案内板が設置されています。

2番目は第三船渠(せんきょ)です。当時東洋で最大のドッグで、今も使われているそうです。崖を切り崩して建設されています。

案内板によると占勝閣(せんしょうかく)という迎賓館がこの近くにあるようです。今も進水式や引渡し式の祝賀会、接待に使われているそうです。

4番目は稲佐山山頂展望台の方角の海面に、大きなクレ-ンが見えました。

その正式名は「ジャイアント・カンチレバ-クレ-ン」。日本で初めて建設された電動クレ-ンで、今も船積み用に使われているそうです。

最後は長崎港に面したグラバ-園内にある、旧グラバ-住宅です。

1863年に建設され、国内に残っている最古の木造洋風建築です。
この展望台からは、眼下にグラバ-園の全景が見渡せます。

今度は夜景を撮りに来ようと思いました。夕暮れ時だと両方が撮れそうです。次は一日バス乗車券を使って、稲佐山山頂展望台へ向かいました。