三池炭鉱・三川坑跡が土・日に限り、一般公開されています。
昨年から炭鉱電車の機関車が展示されるようになり、見学してきました。

三日前の拙ブログ「三池炭鉱鉄道を追憶して」の機関車の現物に対面です。


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操業当時の三川坑正門です。
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入るとすぐに、大牟田市が所有する電気機関車4両が展示されていました。
保存の寄付3000万円を募り、2700万円が集まって出来たそうです。
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会場で受領したパンフレットです。
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同上
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最初はアメリカGE製15トン・5号機関車。坑外は走らないで三川坑内で作業、出入り口はなく、運転手は窓から出入りしていたそうです。
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二番目はドイツジ-メンス製20トン・1号機関車。
これが従業員や家族を乗せていた、冒頭の古写真の通勤電車の現物です。
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三菱造船製20トン・5号機関車、ドイツをモデルに国産化されたそうです。
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一番奥に展示されていた、東京芝浦製作所製45トン・大型の17号機関車。国産車両で、石炭輸送に大活躍したそうです。
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ボランティアガイドのお話によると、現在も三井化学・大牟田工場の化学薬品のコンテナをJR輸送のために、この古い機関車が現役として毎日一往復しているそうです。メンテナンスも三井化学の社内で、実施されています。
機会があれば、旭町あたりの踏切で写真に納めたいものです。