昨日午後1時頃、いつものようにカワセミを追いかけて小川に来ると、アオサギやダイサギと離れて、見慣れない集団が羽を休めていました。
目を凝らして良く見ると、くちばしがヘラのような形のクロツラヘラサギでした。荒尾干潟に飛来して、内陸部でこんな近くで見れるとは驚きです。

確かに、くちばしから眼のあたりまで黒く見えます。私は初めて見ました。
環境省レッドリストの絶滅危惧種に掲載されているそうです。
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世界でも2000羽前後が生息し、絶滅が危惧されているそうです。
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「荒尾干潟~渡り鳥のオアシス」の小冊子によると、荒尾干潟へは毎年4~6羽飛来していると書いてありました。今年もこの集団だけでしょうか。
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良く見るとクロツラヘラサギ6羽の近くに、もう一羽ヘラサギもいました。
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最後はクロツラヘラサギとヘラサギのツ-ショットです。
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潮汐表を見たら有明海の干潮は14:55でした。餌を求めて近隣を飛び回って立ち寄ったのでしょうか。しばらくして、飛び立って行きました。
次は飛んでいる姿を、撮ってみたいものです。
私にとって、忘れられない今年の大事な収穫でした。