昨日は写真教室が公民館で開催され、受講者8名が17点を提出しました。
写真の内訳は花6、三池港6、山2、月1、運動会1、川の風景1点です。
互選で一人が3点を投票し、各写真について講師の評価を受けました。
この日は珍しいことに、私の写真が1位と2位の得票でした。
今月の講座風景です。

この日の一位は、南アルプスの茶臼岳から仰いだご来光の富士山でした。
私を除いた受講者7名のうち、6票が入りました。
「太陽の光線に染まった雲の形と富士山のシルエットが印象深く、山が真っ黒いので写真が引き締まる」という講師のコメントでした。

二位は月に5票が入りました。「月本体が光源でブレてなく、月の海やクレ-タ-もきれいに撮れている。黒いものが黒く映ると、引き締まっている」というコメントを頂きました。

次も私の南アルプス・聖岳については「構図が良い。稜線の青空も1cmくらい残して切っていてちょうど良い。通路を真ん中にして遠近感が出ている。ただ山の暗い所にピントが合っているので、下部の樹木の白い所が白くなりすぎている」というコメントでした。

他の方の作品です。左の三池港の夜間作業の光景。船首の形がはっきりしていて、海面に反射しています。シャッタ-スピ-ドは5秒だそうです。

次の写真については「台風で三池港に避難したフェリ-や船が停泊、とても緊張感がある。雲の形状も迫力がある」というコメントでした。

その他、昨日の講師コメントの要旨です。
・風景の露出に対しては反射光式の露出計を使うか、カメラが露出計の替わ
りになるので半押しして平均露出を探ると良い。またカメラを明るい所に
向けてAEロックを押したまま、撮りたい所にピントを合わせて撮る。
・スポ-ツ写真は画面の中に、緊張感が生まれていないと絵にならない。
スポ-ツの中にはチャンスが必ずあるので、それを見つけて四方八方捜
す。その人が全力を尽くしている姿に、写真の魅力が生まれる。
・花は順光がきれいにみえる。花は直接、光が当たっている方が良い。背景
が暗いと花が引き立つ。
・被写体を良く見ること。良いものを撮ろうと、それなりに努力が必要。
絵を見て旅愁を感じさせる、匂いを思い出させるとか、見る人に何かが伝
わってくるようなものを見つけて撮ること。