昨日は埼玉から来た友人達と、地震で大きな被害が出た熊本城へ出かけてきました。私達の心の拠り所となる熊本城の残念な姿を、映像だけでなく現地で、自身の目にしっかりと焼き付けておきたいとの思いからでした。

熊本城の全景を見るならここと、熊本市役所14階の展望ロビ-から眺めた天守閣です。長塀も1/3が倒れたそうです。
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再建された本丸御殿の向こうに、屋根瓦がほとんど崩落した天守です。
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鯱鉾(しゃちほこ)の姿もなく、奥の小天守の屋根瓦も崩れ落ちています。
昭和35年に鉄筋コンクリ-ト造りで、瓦の列や枚数など細部まで外観復元されたそうです。むき出しになった天守の姿は、本当に無残でした。
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左側に、いつも映像で紹介される飯田丸五階櫓が見えました。

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今にも崩れ落ちそうですが、しっかりと一角の石垣で支えています。しかし
余震などで、いつ転げ落ちるか心配です。
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石垣も見ようと、県立美術館分館から伝統工芸館前を少し歩きました。
大きく崩れ落ちた東十八間櫓が、下の神社を押しつぶしていました。
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石垣は少なくとも50ケ所が崩れていると、報道されています。
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ブル-シ-トが架けられた長塀を通って、二の丸広場からも宇土櫓周辺を見学したかったのですが予定もあり、次に向かいました。
熊本城の修復は長い道のりと思いますが、現地を垣間見たので今後のニュ-スや新聞報道に対する見方も変わり、理解が深まりそうです。