昨日のH2Aロケットの打ち上げの模様を、LIVEで見て感動しました。
今月1日宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員による、日本の宇宙開発の講演を聞くことができました。そのプレゼン資料の一部です。
①午後3時50分打ち上げられたH2Aロケット、29機中28機が成功という働き者です。来年1~3月にも30号機が予定されているそうです。

②国際宇宙ステ-ションや地球観測衛星に比べて、打ち上げられた静止衛星軌道36,000kmの高度がいかに高いかが、良くわかります。

③日本の現役ロケットと今後のロケット計画
今年8月、力持ちのH2Bロケットは宇宙ステ-ション補給機「こうのとり」を打ち上げました。新型H3ロケットもコスト半額を目標に、20年度の打ち上げを目指しているそうです。
はやぶさ2が「小惑星リュウグウ」を探査して、帰還する予定の年です。

④どのくらいお金を使っているか
日本の宇宙開発予算はアメリカの1/13、欧州の約4割程度です。
国民ひとりあたり、あとラ-メン一杯分くらいは欲しいそうです。

現役時代は、種子島の打ち上げ基地を遠望したことがありました。
当時はロケット燃料の液体水素を私の勤務先が一手に製造、種子島までコンテナで運搬していました。
宇宙開発の変遷をたどって、もっと日本の宇宙開発の基礎知識を深めたいものです。