昨日は戦後最大の労働災害となった、三池炭鉱・三川坑の炭じん爆発事故の日でした。今年で事故から51年目です。
文化の日に、その三川坑跡を初めて訪れました。

①多くの人が出入りした三川坑の正門、三池鉱業所のプレ-トがあります。
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②三川坑の閉山は1997年3月、もう18年になります。
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③三川坑跡の平面図です。
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④昭和天皇の地方巡幸の記念に作られた庭園。三池港閘門(こうもん)に使われたシ-ル用の南ギアナ産の木材、クリ-ンハ-トも展示されています。
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⑤⑥見学者もこの入昇坑口から、第二斜坑口入り口へ狭い通路を降りていきます。
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⑦第二斜坑の坑口です。有明海の海底深さ350mまでこの炭車で、約2kmを降りていったかと思うと、もうそれだけで胸が込み上げてきます。
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⑧⑨⑩⑪第二斜坑のコラ-ジュ写真です。
炭車もあって、万田坑や宮原坑にもない坑口の光景です。
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 ⑫第一斜坑跡、炭じん爆発事故があった場所です。
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⑬⑭炭車跡
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⑮⑯⑰第一、第二巻揚機室のコラ-ジュ写真
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⑱繰り込み場。入坑前の点検、一時待機場所です。
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この秋はここに来るまでに、大牟田市市史編さん室による團琢磨の講演会、万田坑、宮原坑、三池港の見学を経てやっと三川坑にたどり着きました。
現在、西村健さんの「血の底のヤマ」(講談社文庫)を読んでいます。
もうしばらく、三池炭鉱の歴史の学習は続きそうです。