文化の日の近代化遺産一斉公開に合わせて、石炭産業科学館を再訪しました。目的は地下400mの坑内の採炭現場を再現したという模擬坑道です。

①大牟田市の石炭産業科学館の外観、最上階は展望台です。
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②模擬坑道(ダイナミックトンネル)の案内です。
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③海底の三池炭鉱坑道のつながりを示す、これは三池炭鉱全体を知る大事な骨格図です。
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④三池炭鉱の技術の歴史が、モニュメントと映像で紹介されています。
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⑤模擬坑道の入り口です。赤ランプが消えていると入場できますが、一人で入るのには少し勇気がいりました。
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⑥⑦坑道を掘進・採炭するコンティニュアスマイナ-という機械です。
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⑧カンナのように炭層を削り取る採炭用のドイツの機械、ホ-ベルです。
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⑨石炭を積んだ坑内電車です。
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⑩⑪ロ-ドヘッダ-、首ふり自在のトンネル掘進機械。先端に付いたドラムで石炭層の中を削り進みます。
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⑫自走枠とドラムカッタ-。油圧枠で前進しながら採炭、左右2個のドラムで横方向に移動しながら、石炭層を切削します。
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秒速10mのエレベ-タ-に乗っていると、音と振動で坑道を降りている気分にさせてくれます。
こんなに近代化された機械が導入されたのは、ずっと後になってからでしょうから、官営化当時や民営化初期の発展過程に携わった人々の厳しい労働環境の様子がよみがえらせてくれます。この模擬坑道の体験はお勧めです。