奥野宣之さんの「旅ノ-ト・散歩ノ-トのつくりかた」(ダイヤモンド社)
を図書館で借りて読んだアンソロジ-です。
ノ-トに記録するだけで、旅と散歩はもっと面白くなる、考えたことを記録すれば見えないものが見えてくると、著者はアピ-ルしています
①歩くのがもっと楽しくなるので、旅のノ-トであこがれを醸成しようと呼びかけています。楽しいから記録するではなく、記録するから楽しいと。

②情報はノ-トに一元化、時系列で(右下に拡大ボタンあり)

③その旅ノ-トの実例が紹介されています。

以下、本の抜粋です。
・行きたい場所の情報をノ-トに集めて、情報収集していると予定がなくて
も旅の準備をしている気分でワクワクしてきます。
・その場でしか聞けない「自分の声」を記録する。「自分で考えたこと」こ
そ旅や散歩をふり返る時の実感を決める。
・パンフレットの解説文ではなく、「自分の言葉」で体験を記録しておいた
方があとで読み返したとき面白い。自分で自分にインタビュ-しておくこ
とが大切。
・集めた素材を切り抜く~そのまま取っておきたい気持ちを乗り越えて、大
胆に切り抜いてしまう。
・すべては「おもしろがる力」で決まる。テ-マパ-クのようにあらかじめ
お膳立てされた「ゲストとしての楽しみ」もあれば、自分の力で能動的に
味あうプレイヤ-としての楽しみもある。
・人生の体験の中に、自分だけの聖域を打ち立てること。
・今回の旅の絶景ベスト3、また食べたいものといったテ-マの「まとめリ
スト」も良い。
全編ビジュアルな構成ですが、多くの示唆に富んだ本でした。
これからの旅行の計画、現地で集めた資料を切り抜きして独自の旅の記録ノ-トを作っていこうと、大変参考になりました。