先週は山形県にある日本百名山の三山、蔵王熊野岳・月山・西吾妻山に登ってきました。今日は蔵王熊野岳(1841m)をご紹介します。
蔵王熊野岳は火口周辺警報が6月16日に解除されましたが、お釜からの登山道は立ち入り規制が続いており、今回は蔵王ロ-プウェ-を利用して熊野岳を往復しました。8月19日に撮ったものです。
①蔵王ロ-プウェ-2本を利用した熊野岳への案内図

②東京駅を朝7時過ぎに出発して、東北自動車道と山形自動車道を乗り継いで蔵王高原ラインで約6時間で、蔵王ロ-プウェ-山麓駅に到着しました。

③今夜宿泊する蔵王温泉街を眼下に、蔵王ロ-プウェ-山麓線(約7分)です。山麓駅の標高855mから終点の山頂駅1661mまで樹氷高原駅で山頂線(約8分)に乗り換えて、約15分で一気に登るらくらく登山です。

④2本目の蔵王ロ-プウェ-山頂線に乗り継ぎました。

⑤終点の地蔵山頂駅周辺にある、木道の全景です。

⑥山頂駅から熊野岳山頂までの歩程は往復で4.4km、約1時間40分です。
標高は約180mと、わずかに緩やかな登りです。

⑦登山道の砂礫にはコマクサが少し咲いていました。
残念ながら火口湖のお釜の縁は見えませんでした。

⑧山頂にある昭和9年に建立された斉藤茂吉の歌碑です。
読みずらいので帰ってから調べたら「陸奥をふたわけざまにそびえたまふ 蔵王の山の雲の中に立つ」と書いてあります。
⑨熊野岳山頂の標識の前で記念写真を撮りました。


⑩エゾオヤマリンドウが咲いていました。もう山はすっかり秋の装いです。

天候も回復しそうにないので、元来た道を戻ってロ-プウェ-で下山しました。山頂だけがガスで見通しが悪く、ふもとの温泉街は晴れていました。
15時半頃、ホテルに到着して硫黄の香りが強い温泉で汗を流しました。