早いもので熊本に帰郷して3年半が過ぎました。40年ほど暮した川崎臨海部での暮らしがなつかしくなります。6月下旬、北海道の利尻山登山のため川崎駅前に前泊したおり、当時の生活圏内の光景を思い出に撮ってました。
①川崎駅東口にある銀柳街の商店街の交差点、左端はチネチッタの映画街、中央は老舗のさいかやデパ-ト、その奥の高い建物は川崎日航ホテルです。

②銀柳街から3分ほど歩いて、いつも通っていた古書店です。
長い間に私の書棚の本の3割位は、このお店から買ったものです。マンションの部屋から本が溢れてくると、本だけを現在住んでいる熊本に送りました。運送屋さんの4トントラックで2回送りました。

③なつかいしい古書店の書棚です。本の回転がとてもはやい古書店です。

④手前は歴史、古典、芸能、奥は大型の写真集です。

⑤左右は第一京浜(国道1号線)、なつかしい臨港バスが走っているのは、新川通りです。

⑥右端はリニュ-アルした川崎警察署、この第一京浜は箱根駅伝のコ-ス。

⑦その第一京浜国道沿いに自転車道路ができていました。平地が多いので、「サイクルタウンかわさき」の取り組みによる自転車専用通路の整備が続いています。昨年アムステルダムの市街地で見てきたとおりです。

⑧川崎駅東口の繁華街「仲見世通り」、いろんなお店に通ったものです。

⑨日が暮れて京浜急行のホ-ムから。川崎駅北口も高い建物が増えました。

今年は多摩川でのいたましい事件や、川崎駅前の日進町の簡易宿泊所の火災などで、川崎周辺がテレビによく登場しました。
川崎臨海部で暮らしていた当時はなにげない風景でも、現地を離れるととても懐かしくなるものです。今後も上京の機会をとらえて、永年くらした生活の足跡をたどって撮ってこようと思っています。