1940年に開通したフロム鉄道は鉄道ファンにとって、たまらない山岳鉄道のようです。ノルウェ-鉄道の最高傑作とガイドブックに紹介されていたので、楽しみにしていたロ-カル鉄道です。
約20kmの行程、標高差865mを約1時間でフロムからミュ-ルダ-ルまで走ります。
急こう配は箱根登山鉄道以上でしょうか。
先月7月13日に撮ったものです。
①フロム鉄道のパンフレットからフロム駅の鳥瞰写真です。右上にフロム鉄道の車両が見えます。

②私達も16:05出発です。

③フロム鉄道ル-トを紹介するパンフレット、フロムの駅は左端で右方向に向かいます。赤い棒の数値はは海抜高さです。(右下に拡大ボタンあり)

④列車は右方向に進みます。右端は終着駅のミュ-ルダ-ル駅です。

⑤流れ落ちる滝に見とれながら列車は走ります。絶景が近くなると社内アナウンスが日本語、中国語、英語、ノルウェ-語で流れます。

⑥雄大な渓谷を縫うように列車は走ります。

⑦途中ショ-スの滝では5分間ほど停車して、大半の乗客が滝を眺めるために下車します。轟音がする落差が93mの大きな滝の前で記念写真を撮りました。右端に赤い衣装をまとった妖精が、音楽とともに突然現れました。
この地方に伝わる歌で、男性を誘惑している妖精の伝説にちなんでいるそうです。(右下に拡大ボタンあり)

⑧ショ-スの滝から10分ほどで終点のミュ-ルダ-ル駅に到着しました。

ここでオスロ方面からやってきたベルゲン鉄道に乗り換えです。
ミュ-ルダ-ルからヴォスまで約1時間、まだまた峡谷、滝、小川など列車の車窓からノルウェ-大自然を辿る旅は続きます。