待望の花を巡る礼文島ハイキングでしたが、礼文島2日目は小雨でした。
6月の島の天候は不安定で、天気予報もあまりあてにならないそうです。
それでも多くの高山植物が歓迎してくれました。
花の名前は自信がないのもありますが、2回に分けてご紹介します。
6月25日に撮ったものです。
①早朝、民宿旅館の前の入り江ではウニ漁が行われていました。

②民宿旅館の朝食です。昆布巻もおいしく、左下の味付け昆布もおいしかったのでお土産に買いました。

③フラワ-ハイクは礼文島南部の海岸にある桃岩展望台コ-スです。ここから斜面を登っていきます。

④この桃岩登山口のバス亭標識の下に、タカネマンテナが咲いていました。
茎の頂に花が1個ずつ咲いていて、とても面白い形をしています。
とても貴重な珍しい花を、見ることができてラッキ-でした。
南アルプス・北岳にも咲く花です。

⑤桃岩トンネルの手前にある標識から歩き始めます。

⑥桃岩展望台コ-ス沿道に咲く花の標識に期待が膨らみます。

⑦最新の開花情報を礼文島自然情報センタ-が発信しています。
桃岩登山口のバス亭から左下の知床バス亭まで5.5km、約3時間歩きます。
太字が見頃を迎えている花です。(右下に拡大ボタンあり)

⑦沿道の花を愛でながら歩きます。昨年の水害で仮設歩道がありました。

⑧チシマフウロのお花畑です。波しぶきの音が聞こえているので、展望が効けば海岸線が見えるはずですが残念です。

⑧固有種の黄色いレブンキンバイソウが、たくさん咲いているお花畑です。

⑨そのレブンキンバイソウをクロ-ズアップ

⑨左上から時計回りでカラフトハナシノブ、ミヤマキンポウゲ、ギョウジャニンニク、スズラン、ハマナス、レブンキンバイソウ

⑩オオカサモチ

⑪ピンクのエゾイブキトラノオ、紫のチシマフウロ、黄色いレブンキンダイソウなど色彩豊かでした。

⑫桃岩登山口には観光バスが止まっていました。北部のスコトン岬など名所巡りに続いて、下車してお花畑などの説明を受けているようです。
花が咲く6月の礼文島には多くの観光客が訪れますが、自分の足でハイキングコ-スを歩かないと、多くの高山植物には巡り会えません。

レブンアツモリソウやレブンコザクラの時期は、もう過ぎていました。
利尻島登山の現地ガイドによると、礼文滝コ-スもお勧めだそうです。
レブンウスユキソウやレブンソウなどの固有種は咲き誇っていました。
明日、桃色展望台コ-スの後半部分をご紹介します。