昨日は月に一度の写真教室でした。早いもので公民館でこの講座が開設されて半年になります。
参加者10名が23枚の写真を持ち寄り、講師がコメントされました。
一人が3枚選ぶ受講者の投票では、熊本空港で撮った夕陽と飛行機のツ-ショットの風景が6票を集めてトップでした(左から6枚目)。
今回は講師もリクエストに応じて、工場の夜景やイベントで撮ったポ-トレイトなど10枚近くを紹介、撮影の苦労談を語ってくれました。
①写真教室の風景

私も最近撮ったカワセミの写真を3枚持っていき、3枚で5票でした。
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講師のコメントです。
・目玉にピントが合えば良かった。もっとガッチリとシャ-プに撮れるよう
に手振れに対する工夫を。
・高倍率ズ-ムレンズは45cmでもピントが合うので、望遠にしても近寄れ
る利点がある。自分のカメラの利点を良く把握して使いこなすこと。
23枚に対する講師の主なコメントです。
・見たままに、面白みを感じさせる写真を。優れた写真は人をひきつける。
面白いと思ったらすぐ撮ること。
・露出のマイナス補正が良い。近接の迫力が出ている。
・イベントでは、動きがある写真を撮るように努めること。
・どんなふうに背景がボケるか、狙って撮るのもよい。
・花と背景が黒色との対比が良い。
・インクと印画紙の相性もある。
・夜景でも動きが感じられる撮り方がとれると良い。たとえば車のライトの
なびいた線など動きがある写真は面白い。ただし夜に露光が長すぎると緑
色になるので注意。
・無関心な人が映っていると写真に緊張感がなくなる。これを撮りたかった
と主張する写真を。見るところが分散してしまのは良くない。空間が空き
すぎると注意をそらしてしまう。見るほうが悩むのはダメ。
・見物人を漠然と撮ってしまうのはダメ。集中、熱中している人の表情を
狙った構図を。
・講師は連写は使わない主義。連写の間に良いところがあるかもしれない。
人の眼が一番。
講師のコメントを聞いて、もう一度持ち寄った写真をじっくり見ると納得できます。次月に何を持ってくるか、試行錯誤が続きます。