アヤソフィアの意味は「聖なる英知」をトルコ語読みした聖堂です。
ビザンチン時代の360年に建てられたキリスト教の聖堂を、オスマン帝国が征服した後はイスラム教のモスクとして使われました。
キリスト教とイスラム教のカラ-が混在しています。
トルコ共和国が発足して1934年から、博物館として公開されています。
写真は1月3日(土)に撮ったものです。
①アヤソフィアの入場口です。入場料は30トルコ・リラ(1620円)。
入り口では手荷物検査とX線検査がありました。

②高さ約56m、直径が約33mの大ド-ムです。奥行きは77mほどあり世界最大級のド-ムだそうです。今も修復中でした。漆喰で塗りつぶされた
モザイク画が今も修復されているのでしょうか。

③中央部のモザイク画は幼いイエスを膝に抱くマリア像

④ド-ム内部全体を四方から俯瞰できます。歴史を感じさせる空間です。

⑤アヤソフィアの最高傑作といわれるモザイク画「ディ-シス」
中央にキリスト、聖母マリア(左)、ヨハネ(右)が人類の救済をこい願っている請願図と現地ガイドが説明してくれました。

⑥モザイク画「キリストと女帝エゾ夫妻」

⑦モザイク画「聖母子と皇帝家族」

⑧南出口にあるモザイク画「聖母子に献上する皇帝」
右の皇帝はコンスタンティノ-プルの街を、左の皇帝はアヤソフィアを献上する姿が描かれています。

私達はトルコ旅行の前に、NHK世界遺産のDVDビデオ「イスタンブ-ル歴史地区・モザイクの輝き」を見て予習して訪れました。
多くの観光客で混雑する中で、見どころを押さえた現地ガイドの丁寧な説明
で理解も深まり、写真も撮影でき満喫できました。