市の生涯学習課が企画した宮崎兄弟ゆかりの地を訪ねるツア-で、田原坂公園を訪れました。
西南戦争は明治10年3月に起こった日本最後の内戦で、田原坂は17日間の昼夜にわたる戦闘が繰り広げられた激戦地です。宮崎滔天の兄の八郎は西郷隆盛が挙兵したことを知り、協同隊を組織して西南戦争に参加しました。
現地では西南の役田原坂観光ガイドの方が、戦闘の模様を熱っぽく語ってくれました。写真は昨年の秋に撮ったものです。
①田原坂資料館(左端)の前に広がる丘陵、植木台地。
平地との差は60~70m。官軍、薩摩軍の双方がとりでを築き、一進一退の大攻防戦が繰り広げられた。田原坂資料館は両軍の武器、弾薬、制服などの遺品や戦争資料が展示されています。

②田原坂資料館から見た激戦地

③田原坂崇烈碑(西南戦争記念碑、左端)と当時からの大楠と美少年の銅像(右端)、熊本の民謡・田原坂の歌碑もあります。

④田原坂の戦い、官軍と薩摩軍の配置(田原坂資料館)

⑤西南戦争歴史講座と西南戦争歴史検定の案内
毎年開催されているようです。

近くには14,000人の名前が刻みこまれた、西南の役戦没者慰霊の碑もありました。