昨日文化の日に鳥取県のホテル大山くろがねに前泊して、伯耆大山山頂・弥山(1709m)に登りました。
距離は6.8km、約6時間半の行程です。
北日本、東日本に発達中の低気圧で冬型の気圧配置が強まり、上空の寒気の影響で、山頂付近はみぞれや雪が降って氷点下の登山でした。
8合目から山頂まで延々と続く木道は、積雪と凍結で非常に滑りやすく怖い思いをしました。途中から雪が降ったので、初冠雪だと思います。
今朝の新聞では北海道の小樽や青森が初冠雪という記事がありました。
 
①天候が回復して、帰りの車窓から見た伯耆大山の全景
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②夏山登山道6合目から美保湾と弓ヶ浜を望む(徐々に天気が回復して、下りで撮ったものです)
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③下り行者谷の紅葉の中を行くツア-登山の一行
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④元谷の紅葉パノラマ、太陽が当たっていないのが残念です。
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⑤元谷大堰堤から大山北壁の展望、天狗ケ峰、剣ヶ峰、弥山は雲の中です。
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⑥少し時間がすぎ大山北壁の稜線が少し姿を見せ、右のビ-クが弥山です。
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⑦大山登山道総合案内、登りは青色の夏山登山道、下りは赤色の行者谷
(右下に拡大ボタンあり)
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山頂付近では風も強く、氷点下で冷たく写真が撮れる状況にはありません。
こういう状況が長く続くと低体温症が発症するのかと体感した登山でした。
山頂直下の避難小屋は営業中で、急いで駆け込みました。
大山名物のダイセンキャラボクの純林が、樹氷で覆われて珍しい光景を見ました。1700mの山頂付近の雪と、標高1000m前後の行者谷の真っ盛りの紅葉が見れた登山でした。
下山した午後から急速に天候は回復して、車窓から撮ったのが冒頭の写真です。あと半日早く、天候が回復していれば最高の登山でした。