昨夜、BSジャパンで映画「蜩ノ記」公開記念「いま残したい言葉~各界著名人が語る我が人生」が放映されていました。出演者のひとり、登山家の田部井淳子さんは、ガンを克服された体験から「前へ!前へ!」、日常生活の映像とともに感動的です。今後、近く地デジでも再放送されるようです。
 
「歴史文学の愉しさ」というテ-マで、葉室麟さんと熊本近代文学館長との
対談が今年3月、熊本県立図書館で開催され聴講しました。
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・私の時代小説は、藤沢周平さんが切り開いてくれた世界の延長上にある。
・事実を積み上げてもかえって真実から遠ざかってしまう。それならフィクションで自分が思う史実を描き、読んだ人の共感が得られるなら、それが真実の破片に突き当たっているのだろう。 
・長州と薩摩連合の中で、歴史から消えているものを書きたい。
・熊本の大河ドラマ候補は、細川幽斉、横井小楠か。
・西南戦争を将来書きたい、田原坂を舞台に。近代アジアと西洋化のせめぎ会い、そんなものを書いてみたい。 
詳細は熊本近代文学館報第74号がネットで検索できるので、ご覧下さい。