やってきました4回戦。ここで

必ず決めなければならない。

うまいこといけばここは2着でも

通過の可能性がある。

いやそんなぬるいことは許さない。

ここはトップで通過するぞ~~~

唯一の不安点は4人抜けなのに

5卓あることだけ、自然と

サイコロを振る手にも力がはいる。

ここで私は打ち方として

一人一人目標がなくなるように、

一人一人殺していく

打ち方を選択した。それも私が

北家になったからであるが、

そうした方が相手の手が

読みやすいからである。

さあはじまりの合図がきた~!!!

タンタンタンタン

東場が終了する。

まさにいい感じだー、

さあいくぞ、300-500、

500-1000、

もうラス前だ!!!トップの

上家とはそんなに差が

なく2着目である。

これで対面、下家は

よほどのことがないかぎりは

前にくることはない。あとは

上家との勝負である。

しかしながら、上家はかなりの

でかトップが必要な条件のため、

牌を止めている場面ではない。

下家の私が軽くいなしていくことは

たやすいことである条件のため

かなり有利である。私は簡単に

字牌バックの2000をあがり、

オーラスの親番をむかえる。

上家との差が4400であった。

あと親で4500以上の加点が

できればトップである。すると

すぐにテンパイがきたーーー!!!

単騎、七対子であるから2400、

直撃で終了する。しかも

私から見てこれは待ちが

良すぎるのだ、が私から

見て6枚見えている。じっと

していれば誰かから必ず

打牌される可能性が高い牌である。

すると私のなかで

悪魔がささやく、

直撃なら終了やけど、下家、

対面からならまだ

続行ですよね~~~!!!

まだ流局させるより

はよ決めた方が

いいですよ
~~~!!!

流局させたら何がおこるか

わかりませんよ
~~~!!!

はじめの内は私は

その悪魔の声にうるさいの

ツモればいいねん!!!

と固い決意で相手にして

いなかったが、だんだんと

その悪魔の声が大きくなってくる。

そして、7枚目のがみえてから、

しばらくしてから、ふときずくと

私はリーチと声を発声していた。

あ、やってもた~これは失敗や

どうせリーチするのなら全員が

打牌する可能性のある牌で

しないと意味がないやん

おりてくる人を狙わんと

なにをやっているんや~~~!!!

お願いやからここは

流局してくれよー、と考えていると、

なんとしばらくしてから、

上家が仕方ないかリーチ

発声をしてきた。

あーこれはがついて

待ちやんか!!!

そのままに、リーチ刺激しなければ

打牌されてたかも
~~~!!!

賢明な読者の方ならばなんで

わかるんですかと思われると

思いますが、その情報源は

残念ながら墓場までもって

いくのでお答えできませんが、

あえていうなら切り方と目線と

いうことにしておきます。


でもはのこり後一枚しかない。

まさかつかまんやろと

思っていると、最後のツモで

なんとをつかむ。

食べたろうかと考えたが

私は卓上の紳士である

そんなことはできない

やはりロンの声が!!!

あうーーー自分自身に対する

自己嫌悪が襲ってくる。

その後、2着であったが、

残念ながら予選通過ならず

ということになった。

あの牌の代わりに長浜ラーメンでも

食べにいこうと店を出る。

そして一人寂しく鴨川のほとりを

泣きながら反省し散歩する

私であった。


    415-1
    268-2
    363-1
    285-2



本日学んだこと


あの悪魔のささやきにより

私の精神的な弱さが露呈された。

こういう場面では腹が

すわっている方が勝つに

決まっているのに、簡単に

ぶれた自分に腹がたつ。

まだ今でよかった。

絶対に次のこういう場面では

ミスはしない