久しぶりに宝塚大劇場へ足を運び、星組公演を観劇しました。前回の観劇からは約2か月ぶり。
開演前、フルールの混雑を避けるため、事前に劇場内レストランを予約しようと考えていたのですが、うっかり忘れてしまい…。前日に気づいたときにはすでに受付が終了していました。
仕方なく阪急百貨店でまい泉のカツサンドを買い、開演前にサッと腹ごしらえ。次回は忘れずに予約したいところです。
お芝居は、鬼や阿修羅、安倍晴明率いる鬼御門(おにみかど)といった独特の世界観で展開され、予習なしではやや難解な部分も。
それでも、従来の宝塚の作品にはない斬新さが新鮮で、とても面白く感じました。
特に印象的だったのは、次期トップスター暁千星さんがヒロイン役を演じたこと。
これが大成功でした。
人間の女から阿修羅へと転生する後半のシーンは圧巻で、娘役では到底出せないような迫力と存在感がありました。
むしろ主役以上に舞台を支配していたといえるかもしれません。
観劇後もしばらく、彼女のオーラが頭から離れず、強烈な余韻を残してくれました。
幕間には、リニューアルされたフルールに立ち寄り、公演限定のデザート「黒ごまこっつ餡」を美味しくいただきました。
思いのほか空いていて、これならランチも食べられたのでは…と思いましたが、次回の楽しみに取っておこうと思います。
ショーも十分楽しめましたが、やはり今回の公演ではお芝居の印象が強烈に残りました。
トップスター礼真琴さんの退団公演という特別な舞台を、この目でしっかりと見届けられて、大満足の一日となりました。