今回の兵庫県知事選挙に際し、私の信念は揺らぐことがありませんでした。

 

過去にパワハラ被害を経験している私にとって、どのような理由があろうとも、あのような人間性の持ち主を組織のトップに据えるという選択肢は到底受け入れられませんでした。

 

しかし、この話題を夫と少し話してみたところ、夫は私とは真逆の考えを持っていることがわかりました。それ以来、この件について夫と深く議論するのは避けることにしました。

 

やはり夫婦間でも、政治の話題はデリケートなものだと改めて感じます。

 

選挙当日、選挙事務にかつての同僚が関わっていないことを願いつつ投票所に向かいましたが、幸い知っている顔はなく無事に投票を済ませました。

 

そして夜8時、知事選の結果が早々に発表され、その内容に愕然としました。

 



信じられないというのが正直な気持ちです。

 

実際のところ、当事者でなければ本質的な部分は見えないものなのでしょう。

 

また、世論がインターネットでの扇動によって一変する様子を目の当たりにし、その影響力の恐ろしさを実感しました。

 

とはいえ、選挙の結果が出た以上、それを受け入れるしかありません。

 

私はすでに公務員ではなく、一県民として知事と直接関わる機会はほとんどないと自分に言い聞かせ、なんとか気持ちを落ち着けるよう努めています。

 

決して簡単なことではありませんが、再選された知事のもとでこの県がどのように変化していくのか、今後も冷静に見守っていこうと思います。