円すいの体積
円すいの体積は、同じ半径・高さの円柱の体積の3分の1。
誰もが小学校で学び、もはや一般常識となっている円すいの体積。
だけど、どうして3分の1になるのかを知ってる人は少ないと思います。
僕が大学に入ってすぐの頃、円すいの体積が積分を使って求められることに気がついて、
実際に計算してみたら本当に3分の1になって大変感動した、そんなことがありました。
ちょっとここで、実際に計算してみましょう。
わからない人は読み飛ばしてください。あえて詳しい説明はしません。
ね、3分の1になったでしょ。
3分の1っていうのは自乗を積分することで出てきた数字だったんですねー。
-読み飛ばした人はここから読んでください-
ところで、円すいの体積で僕が感動したのは、そのときがはじめてではありません。
僕が小学校で円すいの体積を習ったとき、先生が実際に教室で円すいの模型に水を入れ、同じ高さの円柱に移しかえて見せてくれたことがありました。
その結果、円すいから円柱に3杯目の水を注いだとき、ホントマジでぴったり満タンになって、小学生の僕は何気に感動してしまいました。
もうこの際ついでに、その感動ももう一度再現してみましょう。
・・・3時間経過・・・
地味な時間と地味なお金をかけて完成した円すいと円柱です。
まずは円すいに水を入れて・・・
円柱に移しかえます。
どうも見た目には3分の1には見えません。
その後も水を移しかえて、
そして3杯目が終わったそのとき!
ぜんぜん足りない!
水漏れてる!
ま、まぁ落ち着きましょう。
とりあえず水漏れしてる部分を補強して、
あと写真を撮るのもやめましょう。
水の移しかえに集中して、もう一回チャレンジです。
そしてその結果!
微妙に足んねぇ・・・
みなさん、感動させられなくてすいませんでした。