こんにちは 碓井です!

 

 

私は全猫さんのシモベを自負していますが、

実は猫アレルギー持ちです。

 

猫さんと暮らしているので、コロナ関係なく家の中でもマスク必須。

猫さんと遊んだらすぐに手洗い。

 

猫さんと一緒に眠るのも完全防備なんです。

 

 

30年前に、初めて猫さんと暮らしたのですが

その時はもちろん自分がアレルギー持ちとは知らなくて

暮らしてから気づきました。

 

真っ白な長毛の大人しく可愛い猫さんでした。

その子が旅立つまで18年。

 

長毛さんなのでブラッシングをしても毛が抜けて

掃除機は1日2回でも、アレルギーが出る様な時もありました。

 

 

 

その子が旅立ってからは

もう猫さんとは暮らす事は諦めていました。

代わりにという訳ではないけど

うさぎさんと暮らしていました。

 

 

 

そこから数年後、猫さんと暮らしたいなという想いはあっても

自分のアレルギーを考えると無理だなと思っていましたが

 

ある日駅前の車通りの多い場所で大声で鳴いている黒猫さんに出会いました。

 

お母さんとはぐれたのか?

本当に小さい小さい身体で一生懸命鳴いていて

(でも捕まえようとすると逃げるという・・笑)

 

夫とまだ小さかった息子と3人で何とか保護して

お家に連れて帰りました。

 

 

本当に小さかった。

 

人馴れは全然時間がかからず

ウサギたちとも仲良くなって。

 

 

 

魔女の宅急便を見て、黒猫のジジを見るたびに

 

あーーー猫さんと暮らしたい!と思ってたので

 

この子は女の子だったから お名前は キキ にしました。

(その流れでうちの子は全員ジブリの名前になります)

 

そこから我が家は猫さんを保護していく事も増えて

私の猫活動が始まっていきます。

 

 

キキはちょっと意地悪な猫さんで(笑)

新しい仔猫には 絶対に「シャー」っていうし

自分より若い子を可愛がったりもしないし

 

常にマイペース。THE猫さんっていう子でした。

 

 

 

あと すごく面白い猫さんでもありました。

表情豊かで 可愛い猫さんです。

 

 

 

 

 

腎不全になって、ご飯もお水も受け付けなくなって

家で点滴をしながら頑張ったのですが

 

あっという間に旅立っていきました。

 

約2か月前のお話です。

 

 

 

キキの事はなかなかブログに書く気になれませんでした。

 

 

 

今我が家では血栓で闘病中のハウル君がいて

良くなったり悪くなったりで、ハウルに比重が強くあって

 

キキの異変に気づけませんでした。

 

もっと早くに気づけなかった事が悔やまれて悔やまれてなりませんでした。

 

あと、ハウルもダメだと思っても良くなったりしたので

 

キキもきっと良くなるという願望があって

 

まさかそんなにすぐに?という感じで

心が全然追い付きませんでした。

 

 

まだ若いし、今まで本当に病気ひとつした事ない子だったので

キキは大丈夫って思ってました。

 

 

キキは夫の事が大好きな猫さんで、

夫が会社から帰ってきたら膝の上をずっと占領する猫さんでした。

 

死ぬ前の日に

 

キキが私の膝に乗ってきました。(すごく珍しい事なんです)

 

 

私はその時仕事で忙しくて

 

ごめんねってキキを下におろしました。

 

 

 

あの時の事を思い出すと後悔しかなくて

書いていても涙が止まりません。

 

 

私を猫の世界に戻してくれた恩猫さんで

沢山私を笑顔にさせてくれたのに

 

私はキキの最後の膝のりをもっと大切にしてあげたかったです。

 

猫活動して、多くの猫さんを救いたいと思ってるけど

自分の猫さんが死ぬのもわからない、

自分の猫さんが最期に抱っこして欲しいのもわからない。

 

なんなんだろうなって、悔やんで悔やんで過ごしてきた2か月です。

 

多頭であろうと、仕事が忙しかろうと

言い訳にせずにちゃんと向き合わないといけないと思って

 

猫さんと暮らす皆さんにもそれをお伝えしたくて

 

やっとブログに書く事が出来ました。

 

 

 

キキと相思相愛の夫は

 

キキの最期をみとる事が出来ました。

 

たまたま仕事が休みで、

ずっと夫の膝の上にいて

そのまま穏やかに息を引き取りました。

 

夫の膝の上はいつもキキの居場所でした。

 

 

その場所で見送る事が出来たのは

本当に良かったなと思いますし

 

夫も納得出来たと思います。

 

 

色々な気持ちがあります。

後悔と悲しみとが大きい。

 

いつも猫さんを見送る時は

 

看取ってあげられてよかったと思う様にしていますが

 

キキだけはもっとこうしたかった

もっとこうすればよかった。と 後悔しかないです。

 

 

でも出会えて本当に良かった猫さんで

 

キキと出会ってなかったら

今私は猫活動もしてなくて、このブログも書いてないと思うので

 

感謝しかないんです。

 

 

キキにはしてもらった事しかなかったんだなと実感しています。

 

 

 

ハウルはまだ元気に頑張ってます。

ハウルとはいつその時を迎えても後悔がないように

他の猫さん達とも・・。

またハウルの闘病記も書きますね。

 

 

 

多分、キキがこのブログを見たら

 

 

 

 

 

 

 

「クリスマスなのにこんな事書いてバカなのかニャ?楽しめばいいのニャ」

 

 

ていうだろうなー。

暗いシモベでごめんよ~チーン

 

 

でも本当に大好きでした。夫はキキが1番好きだったんだよ~。

 

出会ってくれて本当にありがとう、とっても幸せでした。

 

 

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

今日が皆さんにとって猫さんにとって

そして私にとっても素敵なクリスマスになりますように。

 

 

 

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