こんにちは 碓井です!

 

エリコ先生の産経新聞ネットニュース掲載されました!

https://www.sankei.com/west/news/200410/wst2004100003-n1.html

 

是非じっくり読んでみてくださいね。

エリコ先生の目標や夢がしっかりと詰まった素敵な記事となってます。

 

 

そして、記事の中でも紹介されている新作動画は↓です

 

 

昨日はワクチンについて書かせて頂きました。

 

 

今日は 3種ワクチン の中に含まれている、3種のウイルスについてお話します。

 

 

 

 

 

 

「ん~ つまんなそうだニャ~」

 

 

デレデレ「そんな事ないよ~ 案外興味深い話です。難しくはないんだよ~」

 

 

 

猫活動している人、野良猫さんに関わる人は、特に知っておいて下さると

家猫さんを守ってあげる事にもなると思います。

 

3種のうち、ネコ風邪を引き起こすウイルスが↓の2種

 

・ネコヘルペスウイルス

 唾液・涙・鼻水などから容易に感染する。

 風邪の症状とともに目に病変が出るのが特徴。

 ほとんどの猫が生涯保菌してて、

 ワクチンをしていても体調が悪いときなどに症状が出る事がある。

 0.1%次亜塩素酸ナトリウが有効。

 

 

・ネコカリシウイルス

 唾液・涙・鼻水などから容易に感染。

 風邪の症状とともに、口内炎や舌炎などの症状が特徴

 色々なウイルス株が存在し、

 強毒なものでは皮膚症状や関節炎を起こすものもある。

 ワクチンで防御可能だが、効果があまり出ないこともある。

 症状が治まっても長時間ウイルスを排出する。

 0.1%次亜塩素酸ナトリウムが有効。

 

 

いわゆる、猫風邪ですね。鼻がグズグズしてたり目やにが出ていたり

 

2つ目のカリシウイルスは、我が家の猫さんでこの症状の子がいて

この子は口内炎を起こしやすいのですが

2年に1回だったワクチンを1年毎にした事で改善しました。

 

それ以降、この子に関してだけは、必ず1年に1回ワクチンをするようにしてます。

口内炎に悩む方も多いと思うので、もし何かの参考になればと思います。

 

 

そして、本当に怖いのはこの2つではなくって、3つ目のウイルスです。

 

・パルボウイルス感染症

 唾液・排泄物・吐物などから容易に感染。

 嘔吐、下痢、汎血球減少症を引き起こし、致死率は高い。

 突然の元気食欲廃絶から症状が始まる事もある。

 感染から潜伏期は最大で2週間ほど。

 治癒した後も最大4か月ほどウイルスを排出する。

 環境中でも1年ほどは生存可能。

 一度感染して治癒したら、終生免疫を獲得。

 ワクチンで防御可能

 アルコールやせっけんでは死なないが、0,1%次亜塩素酸ナトリウムが有効。

 

 

 

 

「マジでヤバイウイルスだニャ~・・」

 

 

ショボーン「そうなんだよ~。パルボが怖いんだよね本当に」

 

 

読んで頂けたらわかるように、非常に強いウイルスです。

 

 

動物病院に勤めていた頃、

パルボウイルス感染症と疑わしい猫さんが来ると完全隔離でした。

その場所に入るのは、靴まで履き替えていました。

 

そして家に帰ったら、先に着替えてと先生方からも言われていました。

 

ワクチンをしていて体力ある大人猫さんならまだしも

仔猫やシニアの猫さんを抱えているおうちの皆さんは

特に気を付けないといけません。

 

野良猫さんに関わる可能性がある人は

靴だったり服だったりに、ウイルスを付けて帰宅してしまう可能性があるという事。

 

だから、完全室内飼育であっても

家の猫さんにワクチンをしておくのは必要なのだと思います。

 

 

 

 

 

「にゃるほど・・ 2年に1回は我慢だニャ」

 

 

デレデレ「そんな難しい顔しないで~! チクで終わりですよぅ~」

 

 

 

 

あと、0.1%次亜塩素酸ナトリウムが有効。と

3種のウイルス、全部に書かれていますが

 

ビルコン・バイオウィルなど。もしなかったら

キッチンハイターを水1リットルに50mlで希釈したものでもいいそうです。

 

私は、ハッピータビーワインを扱って下さっている

日本誠食さんの除菌水を使って消毒しています。

 

その除菌水はこちらをクリック

 

 

 

 

 

「病気は怖いニャ。注射より病気の方が怖いですからニャ」

 

 

デレデレ「そうですね。後はシモベさんの行動と合わせて獣医さんと相談で頻度を決めて下さい。」

 

 

多頭飼育者の私が、本当にラッキーなのは

心から信頼できる獣医師さんに出会えた事だと思います。

 

中にはTNRもご存知ない獣医さんもおられると聞きます。

(それがダメとかではなくって色々な専門分野があるから)

 

保護動物と暮らす私の様な人間には

保護動物に対しての理解が深い先生との繋がりは本当にありがたい事です。

 

エリコ先生や、エイベットの院長と出会う以前は

義務的にワクチンや不妊手術をしていたけれど

どういう理屈なのか?何に必要なのか?も

本当の意味では理解していなかったと思います。

 

沢山の事を教えてもらって今に至ってます。

 

 

それでも、気を付けていてもやっぱり病気になったりはします。

だからこそ、ワクチンや早期不妊手術で予防できるもの位は

責任を持って予防してあげたいなと思います。

 

 

TNRの猫さんについては

手術の時だけがワクチン接種のチャンスだと思います。

 

その1回きりでも是非してあげて欲しいとエリコ先生はおっしゃいます。

外の環境はウイルスが沢山。

実際に外の猫さんは目や鼻がグズグズしている子多いです。

 

猫風邪も家の子ならば大きな問題ではないかもですが

外の猫さんにとっては死活問題だと思います。

(だからこそ平均寿命も短い)

 

だけど、不妊手術代金にワクチンまでとなると

ボラさんへの負担ばかり大きくなってしまいますよね。

 

ボランティアは出来る範囲で。が、大事だとと思うので、

 

もし無料手術が増やせたら、

ワクチン接種してもらえる外の猫さんも増やせるかも知れませんよね。

 

そういう意味も含めて、

私は無料不妊手術をもっと増やしたいなと思っています。

 

 

 

 

 

「アンタもエリちゃんと出会えてラッキーだったんだニャ」

 

 

デレデレ「そうだね~ 出会ってなかったら知らない事だらけだったよ」

 

 

碓井の猫勉強会♪

ワクチンのお話は今日でおしまいです。

 

 

コロナも早くワクチンの開発と、特効薬の特定が出来たら

こんな苦しい時期は終わります。

3種ワクチンも、研究と努力の結果なのだと思いますので

作って下さった皆さんに感謝ですね!

 

 

 

次は早期不妊手術のお話にいこうかと思いましたが

その前に、この季節だからこその

猫さんを保護した時にするべきこと、を明日は書きたいと思います。


 

 

最後まで読んで下さってありがとうございました!

 

今日が皆さんにとって猫さんにとって

そして私にとっても素敵な1日になりますように♪

 

 

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