こんにちは 碓井です!

 

 

今日は保護猫ショーちゃんのお話の続きです。

昨日の記事はこちら

 

 

 

さてさて、可愛いくてデップリしたショーちゃんとお母さん猫。

 

 

 

 

「デップリって褒め言葉なのニャ?」

 

 

こんな大人しそうなお顔なのにですね・・

なかなかのアクティブさんでして滝汗

 

預かりさん宅から脱走してしまったのです。

しかも・・まだお引越しして1週間経たない位の時でした。

 

2にゃんとも年齢の割には(当時7歳8歳)すごく落ち着いていて

もっとシニアなのかなと思う位で

 

あまり高いところにも上れないのもあり

預かりさんも猫に慣れた人だったのに油断をしてしまいました。

 

2にゃん共に脱走してしまったのです!!

 

小さい小さい窓を自分達で開けてショボーン

 

猫さんはこれがあるから怖い・・。

 

 

私自身猫さんとの暮らしの日々の中で

マンション内での別の部屋のベランダに行っちゃったとかはあったのですが

 

本格的な脱走は初の経験でした。

 

すぐに警察と保健所に連絡して

チラシを作り、近辺に貼りまくり。

 

早朝と深夜と探し回りました。

 

預かりさん宅は我が家からすぐ近くだったのが幸いで

家族総出で探し回りました。

近辺で地域猫活動なさっているボランティアさんにもお願いして・・。

 

数日後、ショーちゃんは見つかりました。

見つかった時の事今だから面白いのですが

 

 

探しまわっても全然見つからなかったのに

お買い物に行く途中の道でバッタリ遭遇したのです!!

 

ですが、猫さんは外ではパニック状態だし

もちろん一緒に長く暮らした猫さんでもないので

ショーちゃんにとっては私は知らない人も同然。

 

でも、ここで何とか捕まえないとチャンスがない!!

 

私は預かりさんと、息子に連絡をして集合してもらいました。

2人が到着までの10分位は もうヒヤヒヤもので

周りから見たら人の家の横の路地をのぞき込む不審者でしかないですからニヤリ

 

人手がそろったところで

そーっとそーーっと逃げ道をふさいで・・

 

ショーちゃんはそんな俊敏な子ではないので

素手で摑まえる事出来ました。

 

キャッチ!!です。

 

 

ショーちゃんはそこで、確保。

でも、その近辺にも母猫さんの姿はありません・・。

 

 

ですがそこからさらに2週間後・・

深夜に仕掛けた捕獲器に入ってくれました!

 

 

どうやらショーちゃんも母猫さんも、遠くに行ったわけではなく

近所で隠れていたみたいですが

母猫さんはお腹がすいて戻ってきたみたいでした。

 

 

これ文章にするとあっという間だけど

本当に毎日毎日探し回って・・

すごく遠くまで探しに行ったりもして

母猫さんは一度見つけたのに確保できなかったりもあってチーン

全てを書くと1週間分くらいの記事になるので割愛しますが

何度も発見の電話を頂いたけど違ったり・・

山あり谷あり。谷あり山あり

 

でも、結局は猫さん自身が戻ってきて捕獲器に入ったという・・。

 

本当に大変でしたが

この経験が猫さんの脱走がとても辛いという事を知る経験になりました。

 

それ以降は脱走に悩む人にも

色々アドバイス出来るようにもなりました。

 

ショーちゃんと母猫さんは無事戻ってきたので

今度は私の家に来てもらって、もう一度検査をやり直して

更に2か月の検疫期間を過ごす事に・・滝汗

 

我が家では、他の猫と接触しないようにして

隔離暮らしをしてもらいました。

 

大人しい猫さん達なので、それは全然大丈夫だったのですが・・

 

 

母猫さんがショーちゃんにすごく攻撃的で・・

(母猫さんも外に出て苦労して感情的になっていたと思います)

 

ショーちゃんが前を通るたびにペシペシとするんですショボーン

 

ショーちゃんはそのストレスで口内炎が出たり

目やにがひどくなったりで・・

ショーちゃんはそもそも少し弱い部分があると感じました。

 

 

結局は、更にこの2にゃんも隔離する事になったのですが、

 

 

この隔離をきっかけにショーちゃんの個性を知ります。

 

下の娘ともとっても仲良くなってくれて

 

 

 

いつも娘にべったり

 

 

 

寝る時も一緒に。

 

 

 

母猫さんの方は、2か月を過ぎて再検査後

無事に猫リパブリックさんに迎えて頂けました。

 

 

その時にショーちゃんも一緒に行くはずだったのだけど

娘がもうショーちゃんと離れるのは無理になっていました。

 

 

私は我が家の子には、ジブリ名をつけますが

里親に出す予定の保護猫さんには簡単な名前しか決めていませんでした。

 

この子がショーちゃんなのは、

母猫が長毛でロンちゃん(ロングのロン)

この子は短毛だからショーちゃん(ショートのショー)

 

ショーちゃんの名前も、うちの子になってもらった時に

ユバーバに変えようと思ったのだけど(笑)

 

どうしても慣れなくて、そのままショーちゃんです。

 

 

 

 

 

「ユバーバはやめて欲しいニャ・・ もっといい名前あるのにニャア」

 

 

 

ちなみに、ロンちゃんの方は・・

猫リパさんは保護主のつけた名前そのままでいかれるので

ロンちゃんはまずいな・・と思いまして(笑)

 

スノウちゃんという名前でカフェに引き受けて頂きました。

 

もう今は里親さんが見つかって、

理想的に優雅な暮らしをなさっているようです。

 

母猫さんがとても幸せになったのを見ると(一頭飼いのお家です)

私があの時思い切ってショーちゃんも行かせていたら

ショーちゃんはもっと幸せになっていたかも?とも思うのですが

 

でも、私達家族が幸せなので

ショーちゃんにはここで妥協してもらうしかないかなと思ってます。

 

 

 

 

寂しがりのセンちゃんとも一緒に寝てくれるし・・

 

 

本当に来てくれてよかったです。

 

何よりもとても穏やかで可愛くて

私の足元にそっといてくれるかわいい子です。

 

我が家は多頭すぎ家庭なので

どの猫さんにとっても、最高の家とはいかないと思います。

 

だけど、それでも強い縁をもって来てくれたなら本当に嬉しいし

ストレスの多い環境ではあるのだろうけど

幸せであって頂けるように頑張りたいです。

 

 

 

置き去りからの保護、そして脱走。引っ越し

検査も何度もしなくてはいけなかったし

でも、今日も静かに足元にいてくださいます。

 

おばあちゃんと暮らしていた猫さんだったからかな

とってもおとなしくて優しいです。

 

考えてみたら、仔猫当時から我が家で育てた猫さんはお転婆になり・・

(保護猫さんも含みます)

大人になってから迎えた子はおとなしい・・。

 

 

飼い主に似るのでしょうか・・!??!

 

 

 

 

 

 

 

「そういうことですニャ」

 

 

 

やっと我が家の猫さんの紹介が終わりました照れ

 

 

の・・はずだったのですが

 

物入れに籠城中の保護後2か月の方がおられました!

この子のお話はまた次の機会に♪

 

 

 

長くなりましたね。最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

置き去りや、脱走、そして保護猫の検疫期間など

色々な話が詰まってましたが

またゆっくりそのお話も掘り下げてみたいと思います。

 

 

あ!それと!

 

猫リパさんだけではなく、今は沢山の保護猫カフェさんがあって

その存在は、保護猫にとって大きな味方です。

 

保護猫カフェさん全てに感謝の気持ちをお伝えしたいです!

 

 

 

 

今日が皆さんにとって、猫さんにとって

そして私にとっても、素敵な1日になりますように♪

 

 

 

 

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