こんにちは 碓井です!

 

連休終わりましたね!

 

今日でメイのお話は完結します。

読んでない人は①から読んでみてくださいね♪

 

偉大な猫さん①

偉大な猫さん②

 

 

 

 

 

メイが低血糖を起こしました。

 

低血糖の時の応急処置は、糖を与えます。

ブドウ糖などをこの為に常備します。

 

低血糖の時は、これだけで病院に連れていかないでも回復する事もありました。

 

でもこの時は回復しなかったので

 

診察に連れて行きました。

 

食べる量が減って体重が減っているので

インシュリンの量を少し減らして様子見ようという事になりました。

 

 

 

 

メイって見た目がすごく可愛いでしょ。

だから若い猫さんの様に感じます。

でも、実はもうおばあさんだから 痩せちゃってたんですよね。

多頭飼育の環境もありますし

食べる量が減っている事に気づけていかなったのです。

 

 

ですが、インシュリンの量を減らした事で安定していき

また食欲も少し戻り、普段のメイに戻っていきました。

 

 

 

これで落ち着く。と甘く考えていました。

 

 

それから2週間ほどして、フラフラする事が増えてきて

また食欲が落ちてきました。

 

2日ほど様子を見たけれどどんどん様子がおかしくなって

息も荒くなったので病院に連れていきました。

 

 

すると今度は高血糖を起こしていたのです。

 

その場で点滴して血糖値を下げて貰いましたが・・。

 

先生には、もうそんなには長くないかもと診断を頂きました。

もしかしたら今日かも知れないし、1週間かも知れないし。

 

それでも、自宅で点滴すれば少しは楽かも知れないから、

と、言って頂いたので点滴をもらって帰る事にしました。

 

点滴や会計の準備をして頂いている間

 

私はキャリーバッグの中のメイをずっと撫でていました。

間隔をあけて深い呼吸をしているメイ。

 

メイがこんなに悪いなんて・・

食が細くなってることにもっと早く気づいていたら?

インシュリンの量の調整ももっと早くから上手く出来ていたら?

何でもっと早く病院に来なかったんだろう?

 

色々な事を考えていました。

 

「メイ」と声をかけながら撫でていると

 

メイは、すごく長くて深い呼吸をしました。

 

 

 

それがメイの最期の呼吸になりました。

 

 

 

メイを最後に看取って下さったのはエイベットの橋本先生でした。

もうその時は私はエイベットを退職後、半年経っていたのですが

メイはエイベットで息を引き取りました。

 

私が里親探し活動を頑張っていた、エイベットで最期を迎えました。

 

悶えるでも、暴れるでもなく、穏やかにそっと最期を迎えました。

 

 

もしも、病院に連れていく前に最期を迎えていたら

私の後悔はもっともっと強くなったかも知れません。

 

病院に行くまで頑張ってくれたのです。

しかも私が猫の活動を頑張った場所で。

 

 

エイベットの橋本先生は、動物の最期に向き合う時に

いつも人の気持ちを考えて下さる先生です。

 

私には

「血糖のコントロールというよりも、寿命です。

 少しずつ食べなくなって段々弱って、そうして生き物はなくなっていくのです。

 人間も同じです。

 長い糖尿病生活、本当に良く頑張りましたね」

 

 

そんな風に言って下さいました。

 

そんなのは先生の優しさで、私は血糖コントロールのミスだと思ってます。

 

でも、そんな風に言って下さって救われたし

先生方はこんな風に動物の命だけではなく人の心も救うのだと実感しました。

 

 

 

小雨が降っている日でした。

メイを連れて家に帰りました。

 

 

 

ダメだな。猫さんの最期はどの子の時も

時間が経っても鮮明過ぎて忘れられないですね。

 

 

 

病気があろうと、捨てられようと、何度も命の危険があろうと

穏やかさや優しさ、我慢強さを持ったまま生命を全うした偉大な猫さんです。

 

そして最後の最期のその時も

私達を思いやってくれて後悔を残さないように旅立ってくれた猫さんです。

 

 

 

 

 

 

猫さんと一緒に暮らしている皆さん。

 

猫さんと一緒に暮らせる時間には限りがあるので

毎日大切にしてください。

 

だけど、きっとそれも無理しないで自然でいいのだと思うのです。

 

忙しくて猫さんの事に気が回らない日だってあるし

猫さんを置いてお出かけする日だってあるでしょう。

 

いつも猫さんを最優先しないでもいいと私は思うのです。

 

そんな事で猫さんは怒ったりしないから。

 

 

猫さんが1番可愛い時期は、仔猫の頃ではなく最後の1年だと思う。

 

その1番可愛い時期を見ないで手放すのは損ですよニコニコ

 

仕事や、家事育児 人間関係

 

色々な事を頑張りながら、最期までちゃんと一緒にいられたら

一緒にいた時間は悲しいだけのものではなく

大きな宝物に変わります。

 

子供達も、メイと生きた時間とメイの死を受け止めて

言葉で教えられる以上の成長を頂いたと思っています。

 

 

だから、絶対に猫さんを捨てたり しないでくださいね。

引っ越しが、とかアレルギーがとか、子供が産まれてとか

色々な理由があるのかも知れません。

私にはわかりません。

 

 

 

メイを捨てた元飼い主さんは

メイの事なんてもうすっかり忘れているのかも知れません。

 

 

メイはその人を覚えていたのだろうか。

穏やかで優しい猫さんだからきっと恨んでもいないでしょう。

 

でも、私の家族は

メイに出会えて本当に本当に良かった。

素晴らしい時間を貰い、幸せな気持ちを沢山頂きました。

 

 

「碓井さんと暮らしてメイちゃんは幸せだったね」

 

こんな風に言ってもらう事もありますし、

そうだといいなとも思います、が

 

間違いないのは

 

メイよりも私達家族が幸せだったという事です。

 

 

メイに教えて貰ったもの、貰った沢山の気持ち

私はそれを心の真ん中に置いて

 

メイの様に捨てられる猫さんがいなくなる世の中に近づけたい。

メイの様に小さな命に優しい人間になりたい。

 

そんな風に思って、これからまた活動を頑張りたいと思ってます。

 

 

 

 

「ブログ書くのも大切ですニャ」

 

 

息子に出会ってくれてありがとう。

 

私のお家に来てくれて本当にありがとう。

 

メイから受け取った沢山の気持ちは

メイには返さないけど、他の猫さん達に返していけるように頑張ります。

 

 

私はメイにどれだけ感謝しても足りない。

最初から最後まで最高の日々をありがとう。

 

 

 

 

メイちゃんと我が家のお話を

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

 

連休明け、週の始まりですね!

 

皆様にとって猫さんにとって、そして私にとって

素敵な1日になりますように♪

 

 

 

 

 

 

 

 

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