2021年度 都立高入試の出題概要が判明!≪今回の学校休業を踏まえた配慮事項が生じます≫ | 修明塾ウィンクーラ ブログ 中学受験・高校受験の進学専門塾

修明塾ウィンクーラ ブログ 中学受験・高校受験の進学専門塾

創立56周年(since1967)の学習塾~教育・進学関連の情報やイベントご案内等、どうぞお役立てください。

こんにちは、修明学園の柴田 圭です。

 

このたび修明塾の各教室では、コロナウイルス感染症の予防措置のため、

春期講習の終了後より通常授業を全て休講といたしました。

5月中旬、塾生の安心安全と教職員スタッフの感染予防を徹底した上で、

授業再開を「完全オンライン授業へ移行」というサービス提供に変更することになりました。

従来の対面式での授業を当面は見合わせることになっております。

 

Zoomを使用したオンライン授業の研修を講師が約1か月間も取り組みました。

私も中3受験生の5科目の授業(高砂教室)を担当していますが、Zoom操作もスムーズにオンライン授業をしています。

 

公立学校が6月より再開し、塾では先取り予習を徹底しているとはいえ、中3受験生は不安な気持ちを抱いたまま残りの限られた期間で、

教科書内容を始めから理解し、入試対策を進めなければなりません。

 

そのような状況の中で、昨日(2020年6月11日)東京都教育委員会より、次年度の都立高入試に対する「学力検査に基づく選抜」の方針が提示されました。

 

以下、要約をしてみますと、

 

学力検査については、中学1、2年生の学習内容に加え、各教科における中学3年生の1年間の学習内容のうち、おおむね7か月程度で学習可能な分量を出題範囲とします。そのため、出題範囲に除外する内容があるとの事です。

具体的には、
【国語】中学3年生の教科書で学習する漢字
【数学】中学3年生で学習する内容のうち、「三平方の定理」標本調査」
【英語】関係代名詞のうち、主格のthat、which、who及び目的格のthat、whichの制限的用法 (※ 同様の働きをもつ接触節も出題しない)
【社会】公民的分野のうち、『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」、『私たちと国際社会の諸課題』
【理科】第1分野…『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」、『科学技術と人間』  第2分野…『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」、『自然と人間』

 

 

各科目の単元を見ますと、通常であれば2学期の後半以降に学習する内容になりますので、学習進度のスライドを考慮すればやむを得ない措置と考えます。

 
修明学園では現在、夏期講習の在り方を検討しています。
受験生を中心に徹底した入試対策の時間確保を視野に、どのパターンが最適かをシミュレーションをしていますので、ご期待くださいね。