イカサマを知ることによって、自分を守ることができる。

他人の動きへの違和感や、所作も注目することができる。

集中力を高める訓練にもなるので是非知っておいてほしい。

 

で、イカサマの種類についてだが、、

 

とりあえずどんなものか知るために、

漫画の坊や哲、小説の麻雀放浪記、桜井章一先生の雀鬼シリーズを見よう!

しみけんカッコイイ。(AV男優のしみけんじゃないぞw)

雀鬼役を務めた、清水健太郎氏だ。

薬で捕まりまくってたが今でも私はファンだ。アメブロももちろんフォローだ!(笑)

 

他、youtubeにもいろんな動画が上がっている。

 

で、派手な技として例をあげれば、

 

燕返し

元禄

爆弾積み

2の2の天和

エレベータ

コンビ技

 

・・・などだろう。

まぁ積み込みとスリカエがメインだ。

2人以上いればコンビ技だね。

 

すごい牌さばきと集中力だ。

サイの目を自由に出すとかカッコいい!デレデレ

 

だがしかし全自動雀卓となった今、積み込みはほとんど無理だ。

サイコロ自体も無い事が多いし、燕返しを成功したところで何の牌がくるか判らん。笑い泣き

 

ということで、

全自動でも可能なイカサマは下記になる。

 

①牌を多く積もる、拾う(エレベータともいう)

普通は1枚しかツモらないが、それをいっぺんに3枚ツモるのだ。

なぜ2枚じゃないのかというと、偶数枚数でツモると、ツモった後の山の形が変わってしまうのでバレるからだ。余った牌はポケットに入れたり、足の間に隠したりして、2枚以上の多牌状態でゲームを進めるので、有利に手が進めやすい。

あと、拾いと言って、捨て牌の有効牌を拾うという力技もある。

多く握った牌が卓の下や上を行ったり来たりするので、エレベータということもある。

 

注意点は、利き手にデカい指輪とか、包帯とかをしている人を注意してみておく。牌を握る際、指輪や包帯の角に引っかければ、手の内に牌を多く持ちやすいのだ。

尚且つ、山があと何トン残っているかは把握しておく。(これは慣れればすぐ違和感に気づく)

 

②スリカエ、抜き、

これは、手積みの時もよく使われていたイカサマだが、不要牌と山の牌を、2枚、3枚などすりかえるという技だ。(動画で検索すればよい) これは、基本積みこんだ有効牌を手牌とすり替える技なのだが、全自動だと積み込みができない。。。なので、精度的には落ちるが、手牌の中のどう考えても要らない牌を、手前の山のどれかと差し替えれば、もしかしたらテンパイするかもしれないという程度で行う輩がたまにいる。

これも注意点は、上記と同じだ。利き手にデカい指輪とか、包帯とかをしている人を注意する。

 

 

③送り込み

二人一組で、有効牌を交換し合うという方法だ。

これは卓の下で行われるので、聴き手じゃない逆の手が極端に卓の下に隠れてあまり見えてない人間(しかも2人いる)場合は要注意だ。

見破るとしたら、上に並んでいる牌が一瞬多かったり少なかったりしないか?

または両手で牌を触っていないか?

片手が常に立っている手牌の端っこに触れていないか?

その辺を注意してみればよい。

 

上記①②③は、練習が必要だし器用さも必要とされるので、最近はあまり見ないが一応知っておいた方がよい。

そして以下の④からが現在でも実際に注意するべき「ちょっとズルイ」イカサマだ。

 

 

④違う牌を戻す

ポンが若干遅れた場合、次の人がすでにツモってる場合がある。

厳密には遅いポンなので認められないのだが、結構スピーディな麻雀だと、ポンが入る前に、すでに次の人が手牌の横に付けるくらいにツモられていることがある。だが、まぁ仕方ないな、と言って、ツモった牌を山に戻せばOKということは多々ある。

だがその時に!コッソリすり替えて、あたかも今ツモったやつとして不要な牌を山に戻す輩が居る。

そりゃ、気持ちは判らないことはない。

すごく欲しかった牌が、ポンが無ければ私のツモだったのだ。もしくは4枚目だ。せっかくデカい手だがあの牌を逃すともうアガれない。。。誰も見てないよ。。。といって悪魔がささやくのである。ニヤリ

 

他人のツモる牌をよく見ていれば見破れるのだが、「小手返し」が上手な人の場合、差し替えたかどうかの判断がつかない時がある。これの対応策としては、「よく見ておく」しかない。

麻雀中、小手返しをよく行い、さらに打つのが早い人に対しては、ツモる際の手元をよく観察しておくのだ。

※小手返し(こてがえし)はネット動画で検索してね。

 

 

⑤先ヅモ気味

これは、前々回の「盲牌スカウター」でも書いたが、盲牌がかなりできる人は、牌の半分くらいを一瞬触れば、ほぼ何の牌か判るレベルなのだ。

ここで、自分のほしい牌が上家から出た。本来ならもちろん鳴く牌だが、先ヅモの盲牌で次が同じ牌だというのが判った。となると、もちろん鳴かずにツモる。

これが結構多い。

 

だから先ヅモは必ず指摘しなければいけない。

「ちょっと先ヅモ気味なので、すみませんが、前の人が捨ててからでお願いできますか。」

と穏便に物申せば大丈夫だ。

この先ヅモは、かなり不公平になるので、もし見つけたらトイレに立つ際、店員にコッソリ注意してもらうよう促すか、勇気を出して自分で発言するかしないと、全くゲームにならないぞ。

 

基本先ヅモというのはルール違反で認められないし、プロの試合だと、牌山に少しでも触れた時点で、次牌を見ていなくても鳴くことはできない等、厳しくルールが設定されているが、街の雀荘だと、きわどい勝負所でしれっと先ヅモしている汚い輩がいる。しかも完全に牌を触るわけではなく、一瞬にして盲牌し、また頻繁には行わないので、他人が気が付かない場合がよくあるのだ。

 

 

⑥カンスリカエ

アンカンする時、真ん中か、端っこの牌か、とりあえず2枚を伏せて倒すだろう。

その時に、ひっくり返した牌の中に、他家リーチの危険牌等を忍ばせて、伏せているやつがいる。

もちろん、何かが4枚自分で揃えた時点でやらないと、整合性が合わずバレる可能性があるので、

例えば・・・

発発発発 となったとき、 発⑤発発このような状態で、真ん中2枚の牌は裏返しにする。余った残りの発はポケットなどに忍ばせる。

・・・だが、それをすると、少牌になる。

そこでだ、先程の①の技と複合させるのだ。①の技は何事にも応用が利くので他の技と複合されやすい。不要牌の処理などにも使える。

これを防ぐには、アンカンを宣言されたら、とりあえず4枚全部の牌を場に公開することが基本マナーとなっている。これを遵守させるのだ。たまに、牌を立てたまま両端を外側にひっくり返して手前に倒す人がいるが(こうすると真ん中2枚は見えないままだ。)、その時は、「一応4枚全部さらしてから裏返してください」と言うべきである。

 

 

⑦裏ドラスリカエ

リーチをかけて上がったとき、裏ドラを見る。

大抵は、表ドラと裏ドラを人差し指と親指でつかみ、皆に良く見えるように、開封するだろう。

ここでだ!私も1回しか遭遇したことはないが、裏ドラをすり替えた輩がいたのだポーン

動作的にどういうのかというと、まず、表ドラを一つ掴んで場に置く。

で「裏ドラは何かなー??」と言って、裏ドラを一枚めくろうとするが、その際に手の中にドラになる牌を一枚隠し持ってすり替えていた。私の位置からモロに見えてしまっていたのだが、あえて何も言わなかった。 というのも、なんか結構負けているおじいちゃんだったし、すり替えてなくても、どのみち裏ドラ2だったという・・・笑い泣き 

ちょっと微笑ましいのと悲しいのとでなんか複雑だった・・・。

これはそんなに実践されていないかもしれんが、ドラを表裏一枚ずつめくる動作には一応注意したほうがよい。また、カンドラがある場合などは特に要注意である。

 

 

細分化すれば、まだ他にもいろいろあるのだが、また思い出したら書きやす。

コンビ技は複雑にいろいろあるので、動画で見る方が面白いかと。

 

まとめると、

イカサマを注意する人物としては、

■局が終わった後、山や手牌を必要以上に崩す

■先ヅモ、先ヅモ気味

■理牌時以外で両手を頻繁に卓の上に出す

■利き手じゃない方が極端に見えない

■利き手に大きめの指輪、包帯、手袋などがある

■よくしゃべる二人組(通しの可能性)

■やたら小手返しする

 

上記のような人物の手元と目線に注意していれば、ほぼ大丈夫だ。

そして、イカサマを知るには実践するのが一番

動画でいろいろ勉強したら、仲のいい友達同士で、「イカサマありあり麻雀」をするのだ。

もしイカサマを発見したらその時点で罰金100円回収!のようなルールで(笑)

 

これはこれで結構楽しい。アップ

フリーで打つときの他人の所作や捨て牌を観察するという訓練にもなるし、バシッとイカサマが決まって大物手をアガると、なんか「坊や哲」になった感じで気持ちいい。デレデレ

 

イカサマは決して使ってはいけないが、技術自体はすばらしい芸術だと思う。

牌さばきの美しさや、他人の手元や手牌を注意深くみるという、卓上での感覚を研ぎ澄ますにはもってこいだ。

 

 

スリカエンけど ニヒヒ

 

 

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