昨日、激ヤバな男に刺されそうだという話を書いたが、何とか生きて週末を迎えることができた。Thank You. 今日会った出来事を昨日と同じように記せることを大変うれしく思う。

 

 

 今日、大阪配属になる同期の送別会をやった。彼とは非常に仲が良く、研修中に同じ班になった時から、一緒に昼ご飯を食べる仲だった。彼は、生まれも育ちも関西で、私は大学時代に、関西出身の人の軽めのノリが結構好きだったので、かなり寂しい。

 思えば、私は仲の良い友人といつも離れてしまう。大学時代の実家住みの同期もコロナ以降全然会えなくなったし、今回も私が仲良くしていた同期が二人とも東京以外の配属になってしまった。

 

 

 この連載を読んでくれている人ならうすうす気づいているだろうが、私は会社へのアイデンティティが全くない。そのため、送別会で、会社特有のノリが始まった時はどうふるまってよいかわからなかった。こんな中に自分がいてよいのかすら分からなかった。

 

 

 彼は大阪へ行ってしまうが、私はこの会社にあと何年いるかもわからない。長くても3年をめどに会社を辞めることを目標としているが、今この場で地元に帰ることができた同期を見るととてもうらやましく思う。私も地元に帰りたい。東京は社会勉強のために来ているだけで、私の死に場所は東京ではない。

 

 

 2人の友人が私のもとを去ってしまい、非常に寂しい。配属されてからというもの、会社に失望することが多い。会社のホームページに書いてあった事業に興味があって入社したのに、その事業はまだやっておらず、今から始まると知った時は「詐欺じゃねえか」と思った。プログラムを書くと思って入ったのに、やらされることはお弁当の手配や備品の管理などの雑用ばかり。京大の大学院出たやつがやる仕事じゃねえよ。上司はこれを通じて社会勉強をしろなんていうが、こんな雑用が1年続いたら、進退を考える必要がある。

 

 

 中学生のころから「働きたくねぇ~w」なんて冗談めかして言って、いざ就職するときには「もしかしたら仕事は楽しいかも」なんて、自分に都合のいい期待を抱いて、就職してみると今度は「働きたくねぇ・・・」なんだから結局中学生の頃の私が一番現実を見れてたのかもな。

 

 

 私は、人生において、高校も大学も大学院も、就職も進路選択を間違えたことがないと思っている。そしてきっと、今までの選択と同じように、退職するという選択もきっと正しいのだろう。私は人のことを疑ってばかりだが、自分のことを疑ったことはない。その自負があるから、人からとやかく言われようが、周りとの間隔が違おうが生きていけるのだろう。

 

 

 最後に、東京を離れる同期2人へ。また遊ぼうな!

 

 

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