写真 パリ、ルーブル美術館 ミロのヴィーナス 背後
高校一年生1984年?
貧しい家庭で育った私が何でヨーロッパ旅行を?大きな一戸建てに住んでいるようで、ローン地獄。
アフリカやネパールで土木建築をしていた独り身のおじが本で観るよりも実際観て来いと資金を提供していただきました。
そんなおじが1982年私にくれた手紙。
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そのみちゃんお元気ですか?
演劇は如何でしたか?きっと皆で手を取り合って感動したことでしょう。
特に演出は全枠の流れを創り出せるのでやり甲斐があろうというものです。
おじさんも演劇は大好きでシェイクスピアの作品から現代劇迄、素人演劇、学生演劇から小学生の学芸会に至る迄、20年以上もの間追いかけています。
いずれの演劇も生きることの主張を強烈に訴えているので感動しますが、やはり役者以上に演出の出来如何に依ると思います。
アフリカに来る直前にも栃木県の或る町の公会堂で中高生の演劇祭を観ましたがシンプルな舞台装置で照明を有効に使って素晴らしい効果をあげていたのを覚えていますが、
ポイントは演出を担当する人がどれだけドラマの本質を理解し、観客にそれをシンプルに伝えられるかどうかだと思います。
最近は以前よりスピーディーに時間の経過を表現し、楽しませてくれるようです。
いつか機会があったら、そのみちゃん達の演劇も観に行きたいと思っています。おじさんより
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劇団四季に入ったのも誰かひとりの影響ではなく、
放送作家の母方のはとこ(会ったことはないが身内にそのような存在がいることだけでも心強い。笑点、たけしのTVタックル)や
シナリオライターになりたがってた父方の祖父。
部屋一面の演劇の本(今では全部処分)など、
父や母の考えが及ばないところで進路を決めていました。
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