今日は、就活において避けては通れない選考、面接についてです。基本的に選考は、適正テスト、書類選考、グループディスカッション、集団面接、個人面接、などに分かれます。中でも、個人面接や集団面接、グループディスカッションにおいては苦手意識を持っている方は多いでしょう。現に僕も、その3つは苦手でした。でも、僕は何とかそれらを克服し、なんとか内定までこぎつけることができたのです。では、どうやって克服したのか、そこに迫っていきたいと思います!!

(今日は面接について書きます!グループディスカッションについてはまた別の記事で!)

 

【最初の面接→克服、までの道のり】

僕の最初の面接は3年生の3月末、結構志望度が高い企業の一次面接でした。めちゃくちゃ深堀されて、詰みました(笑)。答えられないことはないのですが、なにか自分の言葉じゃない気がして、借り物のような言葉、うわべだけのような言葉を話しているように自分自身で感じました。決して嘘を話しているわけではないですけど、自分が発する言葉にいまいち説得力がないのです。まぁ、そんなこんなで、結果はお察しの通り、お祈りメールでございました。

そこで、僕は

「あ、これは自己分析が全く足りないな、もっと自己分析をして、自分のなぜを追求する必要がある」

と感じました。そこで、僕がやったのは、机上での自己分析でした。机について、ただひたすら考えて、メモをして、また考えて、をずっと繰り返していました。でも、面接はなかなかうまくならないのです。でも、どんどん面接の予定が決まっていく、これはまずい、と焦っていました。そして、やむなし、自己分析を進めながら、日々の面接をこなしていきました。最初の面接から1か月くらい経過して、ふと気づいたとき、面接がめちゃくちゃうまくなっていました。本当に気づいたらうまくなっていました。そうなんです、僕は面接を意識的に克服したのではなく、自然に、意図せず克服していたのです。

 

【インプットとアウトプットのバランス】

克服のポイントになったのは、自己分析を進めながら、日々の面接をこなした、という自分の行動だと思っています。人間はインプットとアウトプットをバランスよくこなしてこそ、上達がみられます。どちらかを怠っていては、上達は見込めません。いくらサッカーのテクニックを覚えても、それを練習や試合で試さなければ、そのテクニックは使えるようにはなりません。それは就活の面接においても同じです。いくら、机上で自己分析をしても、口に出して、話さなければ自分の言葉としてうまく落とし込めません。僕は、最初は机上での自己分析を重視していましたが、忙しくなるにつれて、面接も同時並行でこなし、うまくなりました。いわゆる、インプットとアウトプットの並行作業ですね。インプットは学校で、アウトプットは実際の面接会場で、というような形で頑張っていました。

 

【面接会場は最高の練習場所だ】

ここで少しポイントをお伝えしますが、アウトプットの練習は、実際の面接がいいです。これはもう絶対そのほうがいいです。だって、人事の方は本気でかかってくるわけですから、実際の空気に触れながら練習できるのです。練習は本番の様に行いましょう、という言葉がありますが、面接においては、本番の舞台を練習台に使ってみましょう。思わぬ課題や見落とし、発見につながることもあります。そんな棚ぼたもある、面接会場。活かさない手はないでしょう!

 

【面接は場数だ!】

そのように面接会場を練習台に使い、何人の企業人事を踏み台にしてきたか、今思うと、大変失礼なことをしたような記憶も…。まぁ、でも人事はそれが仕事の一つでもあるので、大学生の皆さんはあまり気にせずに、自分のキャリアをどうするか、そこを見つめて頑張ってください。結局は、このように何人の人事と話し、踏み台にしたか、それが面接のうまさに比例します。人によってうまくなるスピードは違いますが、成長することは間違いありません。ですので、面接に落ちてしまったとしても、何か得るものがあったと前向きになってください。

 

今はオンラインでの面接ということで、正直僕にも経験がない領域に時代が突入しています。何もアドバイスができない自分にふがいなさを感じます。ただ、僕の経験は必ず誰かの役に立つと思っていますので、これからも発信していきます。コロナで採用縮小がみられています。21卒、22卒、またそれ以降も本当に苦しい就活になると思います。1社受かれば運がいい時代になっています。そんな時こそ、別の生き方もあると模索の心も忘れないでほしいです。