この場所、恵比寿一代→麺家ぼくんちと替わり、このほどオープンしたのが、郷と書いて「ざと」と読ませる。沖縄出身のご主人(直接聞きました)が営んでいる。沖縄そば、チャンプルー、タコスと沖縄料理が目白押し。だから、「ラーメン屋」を謳わずに「みんなの食堂」なんでしょうね。
ランチメニューの中から「鯛そば」をチョイスして注文。残念ながら味玉はなし。




着丼。その風景は、白濁したスープの表面が、トロントロンのポタージュ風。見るからに優しそう。
実際に一口しても、雑味なし、塩分濃度超低い、ゴクリと飲んだ後に喉の奥に鯛ダシが感じられる程度。チョ〜優しい。沖縄を訪ねた時に案内してくれたオジサンの、「次はこうしまショ〜ネ〜」の声が聞こえてきそうな優しいお味。
麺は、山田食品さんの極細麺、ザク気味の歯触りが心地よい。他の具材も全てが控えめ。鶏チャーしかり、カイワレしかり、スープの中に溶け出しちゃってるハバノリに至るまで、徹底的にや〜さ〜し〜い❣️


当然、完食完飲だが、満腹感とは程遠い。あっ、これ褒め言葉です。美味しさと優しさを堪能させていただきました。ご馳走さまでした。