人気推理小説のドラマ化です。
とても面白い推理小説のようですが、ドラマによってどう内容が変っているのか知りません。
いつものように「ながら見」なので真剣に見ているドラマではないのですが、主人公の女性の高校時代の境遇がかなり長く描かれています。
事件のバックグラウンドとして描かれていると思うので、第一話で終わっても良いと思っていましたが、何話にもわたって長々と描かれているので、非常に重要な小説の要素なのでしょう。
その主人公の女性と同じ境遇ではないのですが、僕もこのブログの初期の頃、10代後半から20代前半にかけて、いろいろと辛く苦しい思いをしたことを書きましたが、そのためか、ドラマを見ていると主人公の女性に感情移入してしまうところがあります。
とにかく、ひどいことが続いても下を見ないで上を見ようとするのですが、その思いは具体的には社会的な成功や自己実現に向かうのです。
無理矢理剥ぎ取られたものを奪い返して、更に長々と続いた苦しさや辛さや悔しさが完全に晴れるほどの成功を勝ち取るんだという思いがないと今苦しみのどん底にいるこの瞬間を生き続けることが出来ないという状態になるのです。
ようやく一番苦しい時期を脱した時にその思いがなくなると思いきや自分自身の生きる原動力としてきたので、完全にそれが達成されたと自分自身が納得できるまで、その思いは消えません。
それが結局は、違った意味で自分の人生を苦しいものにしていくのです。
客観的に見れば、どん底の時代から比べれば天国とも言えるような生活をしていても決して満たされないのです。
何か自分自身でゴールを作って達成したと思い込まなければ、生きている限りそれに苦しめられます。
そして、そのゴールも達成したらしたらで違う苦悩が出てくると思われます。
人が地上の価値観とは言え、それほどの成功、結果を出すには、逆に失ってきたものがあまりにも多くあるはずだからです。
従って、今度はまた違った形の失ったものを探し始めるわけです。
地上の価値観に基づく限り、真の幸せをつかむことが出来ないというのはこのような理由によるのです。
しかし、肉の脳、肉の肉体を持っている以上、人にはさまざまな境遇がある以上、人が地上の価値観に持ちづいて上昇志向を持つこと自体は悪いことではないと思います。
そのために、霊的にマイナスに働くことが多いことが普通なので、良くないという結論になるのですが、人は霊的に進歩向上を目指して、具体的に効果のある努力をしているのであれば、他はなにをしても構いません。
法律や社会のルールの枠の中で、他者に迷惑をかけないのであれば、自由に何でもやれば良いということです。
問題は霊的な進歩向上を最優先にしているか否かであって、その他の要素で○○だから悪い、良いということはありません。
その意味では水波霊魂学とは、およそ宗教とは思えないほど自由なのです。
よって宗教ではないと仰る方もいらっしゃいますが、物質の世界の科学で決して証明することができないので宗教であることは間違いがありません。
本当に騙そうとする場合は、宗教であることを隠そうとかソフトな感じにしようとするでしょう。
世の中はいくつかの例外的な事件が起きると全てを同じだとレッテルを貼りたがります。
そんなレッテルに騙されて、霊的に目覚めないことがどれほどの悲劇なのかを誰もご存知ありません。
世の中でいろいろな悲劇が報道されていますが、神伝の法の存在を知りながら、それを無視したという事実こそが、取り返しのつかない本当の悲劇だと僕は思います。
そうであっても全て個々の自由意思に委ねられるのです。
これほど恐ろしい話が他にあるでしょうか。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
「霊魂イエス(下巻)」出版されました。超お薦めです。是非、お読み下さい。
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