フランスの地中海に面した港町アグドで10月25日夜、ピエロの格好をしてピストルやナイフ、野球のバットなどを持ち歩いていた少年ら14人が、高校の駐車場で警察に身柄を拘束されました。
同地域ではこの週末、「武装したピエロ」に関する通報が相次いでいたそうです。ユーチューブには恐怖のピエロの動画かいくつもアップされているようですが、こういうことは今後先進国で流行るような気がします。
近隣の都市モンペリエでは、ピエロの扮装(ふんそう)で通行人を鉄の棒で殴った男が逮捕されました。
更に、自動車で通行した3人の人たちがそれぞれ別の町で「恐ろしいピエロ」に脅かされたと訴えたそうです。
邪悪なピエロの装いで通行人を怖がらせる現象は、過去に米国と英国で起きていたもので、フランスでは今月上旬に北部の町で報告されるようになったようです。
ちょっとした恐怖を味わせるためにやっているのであればまだ被害が少ないのですが、このようなことがエスカレートすることが怖いのです。
政治や経済の混乱による先進国での治安の悪化が最も心配なことの一つだとこれまで何度も書かせて頂きましたが、日々、地上の状況の恐ろしさを感じているとこのようなニュースにも敏感になってしまいます。
本当に確実に悪くなっているのです。
天災の多さに対して疑義を挟む人はもう少ないでしょう。
さすがに、対岸の火事だと思っておられる方も少なくなっていると思います。
それでも、人は、自分だけには起きないと思うものなので危機感はないでしょうが、一般論としてはいつどんな災害に巻き込まれるか分からないと思い始めているでしょう。
災害と人類全体の霊的カルマとの因果関係について詳細など僕にはさっぱり分かりませんが、残念ながら地上に降りた人類の数万年にわたる自由意思行使の結果だろうということはそれなりに分かります。
毎日、毎日、それを実感するからです。
恐怖のピエロを取り締まることができなくなる世の中になるなどと本気で心配する方はほとんどいらっしゃらないでしょうが、僕は数年後にあれが始まりだったという話にならないことを本気で願っています。
天災よりも人の心が荒みきってしまうことの方が僕は怖いのです。
もちろん、そうなることを狙っている霊魂がいることは言うまでもありません。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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