1431th  死は遠い存在ではありません | おはこの「大切なことは唯ひとつ」

おはこの「大切なことは唯ひとつ」

人は何のために生まれてくるのか。
そして、何のために生きるのか。
10数年ほど前のある日、僕はこの人生最大のテーマに対する一つの答えを見つけることができました。
「大切なことは唯ひとつ」だったのです。

いろいろなことが起きるGWでした。

以前、飛行機の事故が多くなったことが気になると書きましたが、ここ最近は船の事故が多くなったように感じます。

空を飛ぶとか海に浮かんでいるというのは、生身の人間にとっては、生命の危機と隣り合わせなことなので、不安に感じる方も多いのではないかと思います。

実際には、飛行機事故で死ぬ確率よりも交通事故で死ぬ確率の方が多いのですが、生命に対する直接的な危機感という意味では、全く感覚が異なるのでしょう。

ただ、肉の身体というのは非常に脆いもので、ある程度の歳になればちょっとした病気でも死んでしまいますし、どこの家庭にもある包丁で心臓を刺されれば、簡単に死んでしまいます。

実は肉の身体を纏って地上で生きているということ自体が非常に危ういことなのです。

原始時代や大昔のように外敵や病気から守る手段が発達した為にそれをすっかり忘れてしまっているだけで、普通に道を歩いていても通り魔が一人現れればそれで簡単に命を失ってしまいます。

死は誰にとっても遠い存在ではありません。

戦後、高度経済成長を享受し、さまざまな公害や病気を乗り越えた上、ほんのわずかの期間ですが戦争を意識しないできた日本ですので、いつのまにか死は遠い存在だと勘違いするようになってきました。

しかし、出産一つとっても実は死と隣り合わせだったのです。

哲学的な方は死を意識するからこそ生があると仰いますが、難しいことはともかくとして、人は必ず死ぬということを一度真剣に考えて頂ければと思います。

宗教的な発言や霊能力者の言葉に対しては強い拒絶反応を示す方も単に「死んだ父が見守ってくれているはずだ。」的な発言には拒否反応を示さないと言うことが少なくありません。

突き詰めて考えれば、死後の世界を完全否定していなくても、宗教や霊能力と言う話から、詐欺まがいの金儲けというイメージが先行してしまう方が強い拒絶反応を示されるのではないかと思います。

残念なことです。

死後の世界はあります。


大切なことは唯ひとつ・・・・・。 


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