上杉謙信は、毘沙門天を信仰していて、軍が危機的な状況になると最前線に出て、鉄砲の弾にさらされて、神に守られているから当たらないだろうと言って軍を鼓舞したそうです。
豊臣秀吉は武将としては、土木工事や後方支援に長けていて、軍人と言うよりも政治家としてのイメージが強いですが、若い頃には自分は天下を取る日輪の子だから絶対に鉄砲の弾に当たらないと言っていたそうです。
二人とも当時としては比較的に長生きして病気で亡くなりました。
まあ、この手の神に選ばれているから目的を果たすまで絶対に死なないという話は歴史の寓話として多いです。
大変傲慢な話なのですが、歴史上有名な方の逸話なので事実かどうか分かりませんし、同じようなことを言っていて死んでしまった方のほうが数は圧倒的に多いでしょう。
自分だけが神に選ばれ、神に守られていると思い込む方は多いです。
だから、自分がやらなければ、本末転倒になってしまうとまで思い込むのでしょう。
地上での活動などあくまでも肉を着た者の考えと行動に過ぎません。
自分だけが選ばれた人間だと言う発想自体が極めて地上の価値観的なものです。
霊的修行者が地上の価値観と霊的な事実を混同してしまうことから高慢は始まります。
自分しか出来ないという発想は、自分以外は屑だという考えに基づいています。
地上の価値観の相対的なしかも自己評価に過ぎないのですが、いつしかその価値観が全てに優先します。
自分しか出来ないと思った瞬間に本来の全体的な霊的な活動の邪魔になっているということに気がつく方はいません。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
新刊第三弾「幽体の悲劇」届きました。読みました。名作です。
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